日本経済新聞
NY金、下げ幅やや拡大 原油は小動き
リソース元:日本経済新聞
遂に利上げの発表がFOMCで昨夜、と言うか日本時間の5時に行われました。
早々に利上げ開始後のアメリカ経済先行き懸念により1,070ドルまで上昇。
利上げのスピード、利幅(0.25~0.50%)も市場の予想通りだったため金相場への影響は限定的に留まっています。
次回は4月との見方も浮上し、
「緩やかな利上げ」
が下降を制限している模様です。
2011年を境に金相場は下がりつつあるのは以前お話しした通りですが
今年もズーッと下がり続けたのが、ここにきて一服したイメージですね。
リファスタでもご依頼数も相場に左右される事が多く、
前年比に比べ10%ほど貴金属製品の依頼は減少しています。
年末から中国周節の2月にかけて緩やかに上昇し、
プラチナも800ドル台から1000ドル台に持ち直す様なイメージも持っても良いと思うので、
売却の検討の方は年末に向けて、再度ご検討なされても良いかもしれません。
また購入を検討されている方も、金・プラチナ共に今のタイミングは良いかと思っています。
それと、注目すべきは為替。
金相場は全てドル建てで考えます。
1oz(1トロイオンス)は31.1g。
1070ドル×121÷31.1g=4,163円
↑これが税抜きの小売価格としてイメージする所です。
今は消費税が8%なので、4,163円×1.08=4,496円。
※相場近況により上記方程式ではない計算方法にて毎日の日本の地金相場が決定されています。
ですので1ドル121円と、ほんの数年前の1ドル80円の時には円安の方が金価格は高いのが判るかと思います。
2016年の為替の動向ですが、日本とアメリカの金利差は段階的に拡大する事が予想される為ドルは底堅い動きを続ける予想ですので
これ以上円高になる様な事も考えにくいかと。
だからと言って大幅な円安にも触れずに、現状の120円台を推移しているのではないかと言うのが大方の予想となります。
金価格と為替の一致しているであろう今が売り時でもあり、買い時でもあるかなぁと。
マイナンバーの件も悩ましい所でしょうが、
結果売る際には身分証提示等は必須ですので、マイナンバーがある無いに拘わらず数年後には結論税務署には判ってしまいます。
売却を検討の際にはその辺も含めてまずはご相談くださいませ。
リファスタ:杉
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