スペンスダイヤモンド/Spence Diamonds

スペンスは北米有数のダイヤモンドブランド

※写真はイメージです

「スペンス/spence」は北米で名の知られたダイヤモンドジュエリーブランドです。

2019年春現在、本国カナダとアメリカに13店舗を展開するスペンスでは、顧客は好みのダイヤモンドを選び、何千ものものリングデザインと組み合わせられます。

自分だけのエンゲージリングやマリッジリングを作ることができる、カスタムメイドのジュエリーブランドはほかにも多数ありますが、スペンスの特色はそのユニークな販売スタイル。

顧客は気に入った指輪を、自由にショーケースの中から取り出しはめることができます。

なぜなら店内のリングはすべて精巧に作られたモデルリング。

顧客からのオーダーが決まってから指輪を制作することで、余剰在庫を押さえてその分品質向上と価格を抑えることに成功してきました。

2015年に経営陣が一新され、昨年2018年からはファッション業界から若きCEOを迎え、さらにジュエリーデザインが進化しました。

また同2018年デビアス社「ライトボックス」ブランドで話題を呼んだ、合成ダイヤ販売をスタートしこちらも好評を得ています。

この記事では注目のカナダジュエリーブランド「スペンス」についてご紹介します。

スペンスブランドの背景

※写真はイメージです

北米では広く名の知られた有名なダイヤモンドブランドであるスペンスですが、まだ日本には展開されていないためよく知られていません。

ここではスペンスの主だったブランドヒストリーについてご紹介します。

1978年バンクーバーで創業

スペンスが創業したのはカナダの西部にある海沿いの大都市「バンクーバー」です。

シーン・ジョンズとダグ・スペンスの二人によって立ち上げられたスペンスは、2019年現在ではカナダに7店舗アメリカに5店舗を展開。婚約指輪の中堅ブランドとして北米ではよく知られた存在となっています。

2015年ジミーチュウを傘下に持つ企業が経営陣に

スペンスは靴やバッグが人気の「ジミーチュウ」や英国ルブランド「オールセインツ」を傘下に持つライオンキャピタル社の一員となりました。

この変化がカナダのローカルブランドから北米展開をスタートさせるきかっけとなりました。

2016年合成ダイヤ販売スタート

アメリカ市場進出を果たしたスペンスは新しい試みに挑戦します。エンゲージリングのダイヤモンドに合成ダイヤのオプションが選択できるようにしました。

同2016年にはバーニーズニューヨークが「CVCストーン」「Eva Fehren」「Nak Armstrong」の3ブランドによる合成ダイヤのコレクションを発表。

この時期から北米を中心に世界で合成ダイヤへの認知度が広まりはじめました。

2018年ファッション業界有名CEOが経営陣に

世界初といわれるトータルメンズファッション「J.Hilburn」創業者「Veeral Rathod」がスペンスのボードに参加。

「メンズウェアとジュエリー業界の共通点はどちらも時代遅れである点。どちらも革新すべき時期を迎えている」

と鋭く指摘。

スペンスの今後の展開が期待されています。

スペンスのふたつのダイヤモンド

 


2018年デビアス社が合成ダイヤブランド「ライトボックス」を立ち上げて以来、俄にスポットライトが当たり始めた合成ダイヤ。

多くのブランドがこの新たな試みについて挑戦する中、スペンスはいち早く合成ダイヤジュエリーを展開し大きな注目を浴びました。

ここではスペンスが展開する二つのダイヤモンドについてご紹介します。

スペンスのダイヤモンドは2種類

スペンスでは2種類のダイヤモンドを手に入れることができます。

それは、

「鉱山から採掘されたダイヤ」

「ダイヤモンドアルチザンの手によるダイヤ」

この二つのダイヤモンドです。

両者は全く同じ化学組成を持ちながらも、片方は天然ダイヤ、もう片方は合成ダイヤと呼ばれています。

ふたつのダイヤの違いはただひとつ。鉱山から採掘された石か、それとも研究室で生まれたかという点のみです。

スペンスの天然ダイヤ「Consciously Mined Diamonds」

スペンスの天然ダイヤの大きな特徴はエシカルダイヤモンドの条件をすべてクリアしている点にあります。

まずスペンスでは、「Conflict Free Diamond=紛争と関係ないダイヤモンド」の証であるキンバリー・プロセスを経たダイヤのみを扱っています。

そしてすべての石の仕入れはムンバイ、アントワープ、ニューヨークのサプライヤーに直接アクセスして入手したもの。

中間コストが発生しないうえに、鉱山から採掘されてからはじめてカットされた石を入手できるルートが確保されています。

スペンスの合成ダイヤ「Artisan Created Diamonds」

アルチザン=職人たちが創り出すダイヤモンドと銘打ったスペンスの合成ダイヤは、科学的に天然ダイヤと全く同じといえるクオリティを誇ります。

それらのダイヤの品質はIGIグレードおよび認定によって証明されています。

しかもさらにスペンスのダイヤモンドエキスパートたちによるチェックテスト「Artisan Created Diamondsと呼ぶにふさわしいダイヤか?」にパスしてはじめて顧客のもとに届くのです。

これほど厳密な合成ダイヤの魅力は天然ダイヤと変わらない性質と輝きを持ちながら、(スペンスの場合同ランク天然ダイヤより30%前後割安)相場よりも安価で購入できること。

それでいて環境破壊や紛争に加担している罪悪感を消費者は持たずに済みます。

完璧にエシカルでクリーンなスペンスの合成ダイヤはミレニアル世代を中心に評価されています。

もちろんこれらの合成ダイヤは、消費者が天然ダイヤと混同することのないように、ソーティングレポートには「合成ダイヤ」であることが明記されます。

スペンスジュエリーコレクション

スペンスでは、すべての指輪のネーミングはすべてナンバーのみ

ブライダルジュエリーによくあるややこしいコレクション・シリーズ名はありません。

完全にオープンで気に入った指輪を好きな時に試せるショーケース同様に、ネーミングに至るまでスペンスはシンプルかつミニマルを貫きます。

このようなスペンスの販売スタイルもクールさを好むミレニアル世代に評価されるゆえんでしょう。

婚約指輪と結婚指輪を完璧にコーディネートできるスペンスでは、どちらのリングも天然ダイヤ合成ダイヤにするかを選ぶことが可能です。

特に人気のリングコレクションをご紹介します。

スタイル0483

人気のスリーストーン=トリロジータイプ。ホワイトゴールド・イエローゴールド・ローズゴールド・プラチナから好みのリング台が選べます。

スタイル1111

王道の一粒石タイプ。4本の爪が支えたシンプルなデザインがダイヤモンドの輝きを引き立てます。

スタイル2107

センターストーンを小粒ダイヤでぐるりと囲んだデザインは、カラット数にこだわるアメリカ女性達の間で定番。

スペンスのジュエリーを手に入れられる場所

残念ながら2019年現在、日本にはスペンスの店舗はまだありません。

スペンスのジュエリーについてもっと知りたいと思ったら、スペンスの公式サイトで実際に販売されているジュエリーを閲覧・購入することが可能です。

公式サイト:https://spencediamonds.com/
Instagram:https://www.instagram.com/shopspence/
Twitter:https://twitter.com/spencediamonds

スペンスリング:センターストーンは堂々の0.52ct!

スペンスのダイヤリング!鑑別書付き

2019年4月9日価格200,000円(税抜)
鑑定書(鑑別書)付属!スペンスのハイクオリティダイヤリング
カラー: H
クラリティ:SI2
カット:Excellen

スペンスリング:16個のダイヤモンドが並ぶ!

スペンスのハーフエタニティリング。

華奢なビーズセッティングでピンキーリングにも!

2019年4月5日価格50,000円(税抜)
16Pのダイヤモンドが並ぶスペンスのハーフエタニティリング

時代を先取り! 革新を続けるエシカルダイヤモンドのスペンス!

今やダイヤモンド、エンゲージリングを選択するとき、カラット数ほか4Cグレードと同じように

それは環境にやさしいダイヤモンドなのか?
また倫理的責任を果たしたダイヤモンドなのか?

が問われるようになりました。

倫理的責任を果たしているエシカルダイヤモンドの条件を満たしたダイヤモンドを身につけたい、あるいは愛する女性に贈りたいという人たちは確実に増えています。

スペンスのダイヤモンドは天然・合成ともにその条件を満たしています。

ぜひダイヤモンドを手に入れるとき、スペンスというブランドネームを思い出してみてください。


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