ブレスレットを素材で選ぶ! 肌の色や使用頻度で吟味する
ブレスレットを選ぶときには素材の色を吟味することがなにより重要です。
まず肌の色味によって、似合う貴金属のカラーは違ってきます。
そして、使用頻度や使用環境によってもふさわしい素材が変わってきます。
ここではブレスレットを選ぶときの基本ポイントについてご紹介します。
似合う素材のカラー:イエローベースorブルーベース
いわゆる「イエベ」「ブルベ」とも略されるように肌のカラーを大別すると、
ゴールドが似合う「イエローベース」
プラチナやシルバーが似合う「ブルーベース」の二つに分けられます。
実は日本女性の大半はブルーベースに該当するといわれており、根強いプラチナ人気の理由なのかもしれません。
使用頻度が高い人に向く素材とは?
ブレスレットを毎日必ずつけるという人なら、素材は選びません。
硫化して黒ずみやすいシルバーも、毎日持ち主の肌に触れていれば変色することなくシルバーの柔らかい輝きを持ちづけてくれます。
しかし、デスクワークのほかに「梱包作業が多い」「重いものを持つことが多い」など運動量が多い人の場合には、キズが付きにくいプラチナや低純度のゴールドがおすすめです。
ジュエリー初心者A子さんのつぶやき「ブレスレットって高い!」
ブレスレットを買おう、と決めたのはいいけれど、いざ買うとなると難しい。
今まで遊びでつけていたデザインばかりだから、「長く使えるデザインにしなさい」といわれてもどう選べばよいかわからない。
それにリングやピアスと違って、ブレスレットって体積が大きい分地金の量が必要となるからだろうけれど結構値が張る。
候補に挙げていたハイジュエリーブランドだと全額でも足りなさそう。
就職祝いに両親からプレゼントされたオメガの腕時計と釣り合うブレスレットが欲しいのだけれど。
明日のランチタイムで同期のみんなに聞いてみよう。
ジュエリー達人A子さんの母親のアドバイス「長く使うことを前提に選ぶ」
サラリーマン世帯の専業主婦の私がジュエリーや宝石と付き合ってこられたのは、幸運な環境にあったと感謝しなくてはいけない。
私の祖母の時代から代々この街に住み続けてきた私たち。
何世代にもわたって住宅ローンを抱える必要のない幸運に恵まれていると、普通のサラリーマン世帯でも余裕があるもの。
私の母からものを選ぶときの心得として教わったことは、最初から長く使うことを前提にするならクオリティ優先、値段は二の次というのがポリシー。
ましてやジュエリーは希少価値が高く、だからこそ高価なのは当たり前。
3つ買いたいジュエリーを我慢してひとつに絞るくらいでちょうどいい、妥協せずに自分が身につけていたい、本当に似合うものを選ぶのが正解。
とはいえばかばかしいほど高価なものを買う必要はまったくない。
娘にも身の丈にあった中から自分だけのブレスレットを慎重に選んでほしい。
どうも、就職祝いのオメガの腕時計とマッチしたデザインのブレスレットを探している様子。
ブランドや宝石の種類を優先するのではなく、手持ちのジュエリーや時計と相性のよいブレスレットを選ぶなんて、ジュエリー選びの基本がわかってきたみたいでうれしい。
ブレスレットの選び方:ブレスレットとバングルの違いは?
同じ手首にはめる「腕輪」であるブレスレットとバングル、いったいどのような違いがあるのでしょうか。
結論から言えば留め具があるものがブレスレット、ないものがバングルです。
ブレスレットの特徴
留め具がある分サイズ調節の幅があるのが特徴です。
また手首周りの長さによって、複数サイズが用意されていることが多く自分にぴったりのサイズが見つけやすくなっています。
バングルの特徴
バングルとはひとつの輪の形状をした腕輪を指しています。
ブレスレットよりもボリュームを感じるデザインが多く、手首周りがぽっちゃりしている人によく似合います。
プリミティブなイメージ通りに、現在でもアフリカやインド、インドネシアでよくみられる形状の腕輪です。
中国やタイ、ベトナムなどに暮らす銀細工作りに長けた少数民族「ミャオ族」「モン族」「タイ族」の場合はCの形をしたバングルタイプの腕輪が多くみられます。
毎日身につけたくなるものを選ぶのがコツ! 決して高い買い物にはならない
リファスタが男女200名(男女比率8:2)に実施したアンケート結果によると、所有しているブレスレットの価格帯は「3万円」までが全体の75%を占めていました。
その一方「5~10万円」「30~50万円」の高額ブレスレットを購入している人も全体の約5%存在しています。
ブレスレットはリングやリングに比べると、大きさがある分どうしても価格は高くなります。
しかし流行の影響を受けず長くつけ続けられるブレスレットやバングルは、最終的にはコスパのよい買い物になるはずです。
自分の肌に映りのいいカラーか。
手持ちのリングや腕時計とテイストがちぐはぐではないか。
日常生活でつけたままでも大丈夫なこわれにくい作りか。
そして何より、いつも肌身離さず着けていたいと思えるブレスレット・バングルであることが、一番大切なポイントです。
長くそしていつも身につけていられるブレスレットを選び抜くためには、妥協は禁物ですよ!
▼【第3回】ブレスレットが欲しい! 本格的なジュエリーとしての一本を選ぶなら? はコチラ▼
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