2019年最新!希少宝石「ペツォッタイト Pezzottaite」情報

2019年最新!希少宝石「ペツォッタイト Pezzottaite」情報

思わず食べてみたくなる!「ペツォッタイト Pezzottaite」はレッド~ピンク~オレンジピンクのラズベリーカラーを持つ魅力あふれる宝石です。

国際鉱物学会「IMA」に登録されたのは2003年と歴史の浅い宝石ですが、別名「ラズベリル」「ラズベリーベリル」「マラガサイト(Malagasite)」と呼ばれミネラルショーでも人気の高い宝石です。

ペツォッタイトが注目される最大の理由はその希少価値にあります。

最初にペツォッタイトが発見されたマダガスカルほか、ミャンマー、アフガニスタン、ポーランドなど非常に限定された場所でしか見つかっていません。

また宝石と呼べるクオリティ・サイズの原石はめったに採掘されることはありません。

しかしトパーズやスピネルと同等の硬度(モース硬度8)を持ち、美しい色合いは、鉱物コレクターやジュエリーデザイナーといった人々を強くひきつけてきました。

この記事ではニュアンスあふれるラズベリーカラーを持つレアストーン「ペツォッタイト」についてご紹介します。

ペツォッタイトはどこで採掘される?

今世紀に入ってはじめて発見されたペツォッタイトは非常に産出量が限られるレアストーン!

市場に出回ることは非常にまれです。

またレッドベリルやピンクサファイアなどのほかの宝石と間違われることが多く、その理由はペツォッタイトが発見される鉱山・鉱床もこれらの宝石が見つかる場所と同じことが多いからです。

しかしそれでも数年に一度あらたにペツォッタイトが採掘されたというニュースが駆け巡り、大きな話題を呼んでいます。

2019年現在ペツォッタイトが発見された場所について追ってみました。

1.発見場所はレアストーンの宝庫マダガスカル!

ペツォッタイトの原石が発見された場所は、マダガスカル中央に位置するの宝石の谷として名高い「アンバトビタ Ambatovita」近郊です。

ここでは世界で類を見ない新種の宝石や、今まで発見されなかったカラーを持つ石が見つかることで知られています。

しかしこの場所でのペツォッタイトが新たに発見される可能性は低いといわれています。

最初にわずか数十キログラムの宝石原石が採掘されたあと、現地の鉱山関係者からは「ペツォッタイト鉱床は枯渇した」と判断されているのです。

2.ミャンマーのルビーの谷「モゴック」で発見

2004年にタイとミャンマーの国境沿いの宝石マーケットで、ミャンマー産のペツォッタイトの結晶が発見されました。

一部の鉱山会社が採掘する鉱山を除き、現在も手掘りが主流のミャンマーの宝石採掘。

今後は産出量が増えることが期待されています。

3.中央アジア、東欧でもペツォッタイトがみつかる!

アフガニスタン奥地の鉱山、チェコ共和国、ポーランドでもペツォッタイト採掘事例報告がありました。

詳しい報道はされていませんが、今後の動向に要注目です。

ペツォッタイトの特徴

ペツォッタイトですが、その希少価値の高さでさらに人々の心を惹きつけておりジェム・ミネラルショーでは注目の的!

以下にペツォッタイトの特徴についてまとめました。

1.発見された場所・年度・発見者

ペツォッタイトが発見されたのは2002年の出来事。マダガスカル中央部のアンバトビタ(Ambatovita)近郊で発見。

希少宝石の宝庫として知られるエリアの大ペグマタイト鉱床の中で見つかり、この地では過去にもこれまで類を見ない鮮やかなイエローのダンビュライトが発見されたことも。

その後2003年に国際鉱物学会「IMA」に宝石として正式認定される。

ペツォッタイトの名は、イタリア・ミラノ市立博物館在籍の鉱物学者「フェデリコ・ペッツォッタ」にちなんだ。彼はマダガスカルで花崗岩ペグマタイト鉱床に関する研究を行う中、偶然ペツォッタイトを発見した。

2.産地

マダガスカル ミャンマー ポーランド チェコスロバキア

3.硬度

モース硬度スケールで8

※アクアマリンやエメラルドよりも若干硬い

4.色

赤(ラズベリーレッド)、ピンク

カボーションカットを施すと、わずかながらキャッツアイ効果(シャトヤンシー)を持つ石あり

5.透明度

透明~透明

インクルージョンが多い石がほとんどだが、マーケットでは石の特性として容認されているよう。

6.特筆すべき成分

セシウムとリチウム。

初期はラズベリーカラーのベリルとして考えられていたが、この二つの成分を多く含むことが発見されて別種扱いとなった。

ペツォッタイトはどこで買える?

採掘可能な場所が極めて限られるペツォッタイトは、規模の大きいミネラルショーでもめったに見かけることができないレアストーンです

(デビューはアメリカのアリゾナ州ツーソンで開催される世界最大宝石見本市ツーソン・ジェムショーでした)。

また採掘されたペツォッタイトの中でジュエリーに加工できる宝石質クラスの石はごくわずかです。

日本国内で確実にペツォッタイト・ジュエリーを手に入れたいと思ったら、宝石フェアやリユース市場をこまめにチェックするほかないでしょう。

ぜひこちらもごらんください!

現在ペツォッタイトをあしらったジュエリーを「リファスタ 楽天市場店」でお取り扱いしております。

ブチェラッティのジュエリーをお手頃価格で手に入れるチャンスですよ!

マーキース・ペツォッタイト・ダイヤモンドリング

参考:2019年9月19日当店売り出し価格 64,630円(税抜)

ペツォッタイトは美しいカラー・希少性ともに手に入れる価値あり!

※写真はイメージです

まだ人の目に触れられることのなかった新種の宝石には、マニア・コレクターでなくとも胸おどる経験です。

だからこそ人はまだ見ぬ新しい宝石を探し求めるのでしょう。

2019年においてもミャンマーのモゴックでみつかった「ジョンコイヴライト Johnkoivulaite」が正式に新種の宝石として認定されました。

ペツォッタイトとおなじく六角形の結晶構造の石で、深い青と静かな輝きを持ち、ペツォッタイトはまた異なる魅力を持った石です。

発見されたばかりの新しいレアストーンを身につけることは、世界にただ一つのジュエリーを持つ喜びを与えてくれます。

もし宝石質のペツォッタイトとの出会いは、めったに出会えないラッキーチャンス!

決して見逃さないでくださいね。

ペツォッタイト買取希望のお問い合わせは大歓迎です♪


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