インドで活躍したジュエリーデザイナー!「小川和朗」
控えめな国民性がそうさせるのか、ジュエリーにはゴージャスさよりも「品のよさ」「さりげなさ」が求められる日本。
デパートのジュエリーコーナーには、そんな華奢で繊細なジュエリーを多く見かけます。
しかし実は本当の宝石好き、ジュエリーマニアたちは多くのジュエリーデザイナーが自由な発想で創り出すジュエリーに注目してきました。
いわゆる「作家物」「作家ジュエリー」と呼ばれるこれらの作品は、なんといっても世界にたったひとつの「マイジュエリー」である点が魅力。
今回ご紹介する「小川和朗/Kazuro Ogawa」は美容師出身という異色の経歴を持つ一世を風靡したジュエリーデザイナーです。
また国内のみならずインドの一流ブランドのチーフをつとめ、ミュージアムに作品が展示されたことも。
すでに故人となられて久しいですが、今なお氏の作品の人気は高まるばかりです。
今回は国際派ジュエリーデザイナーであり小川智章氏の父でもある「小川和朗/Kazuro Ogawa」についてご紹介します。
「小川和朗」ってどんなデザイナー?
インドブランドのチーフをつとめた華麗なる経歴
インド最大のビジネス街「ムンバイ」。
この地で最大の宝石商が「トリボヴァンダス・ビムジ・ザベリ」です。
小川和朗は「エンプレス」ブランドのチーフデザイナーとしてインド国内に名を馳せました。
またムンバイを代表するミュージアム「チャトラパティ・シバジ・マハーラージ博物館(旧プリンスオブウェールズ博物館)]で作品が展示されたことも。
ダイナミックなデザインで宝石マニアを魅了
世界の国々の文化や伝統を作品にとりいれ、エキゾチックな魅力あふれる作風が持ち味。
ジュエリーを超えたアート作品とも呼びたいダイナミックな作品は、多くのジュエリーファンを魅了してきました。
人気ジュエリーデザイナー「小川智章」氏の父
小川和朗氏が故人になられた後も、遺志を継ぐかのようにご子息である「小川智章」氏もまたジュエリーデザイナー。
自ブランド「SHaTY」で作品を展開しています。
ファンシーで夢のあるデザインが多く、父とはまた異なる魅力あるデザイナーです。
小川和朗のジュエリーを手に入れられる場所
残念ながら現在小川和朗のジュエリーを直接取り扱っている販売店はないようです。
しかしどうしても小川和朗のジュエリーを手に入れたいと考えているなら、国内のリユースマーケットで手に入れる方法があります。
「小川和朗」の最新トピックなど
すでに故人となられて10年以上。
生前から入手困難だった小川和朗氏のジュエリーはますます希少価値の高いものとなっています。
品質の確かな石にこだわり、卓越したデザイン力が発揮された珠玉のジュエリーはさらに価値を増すばかりです。
なかなか出会うことが難しい小川和朗ジュエリー、出会ったときが買い時かもしれません。
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