あなたがダイヤモンドを買う理由
はじめてダイヤモンドを買ったのはいつですか?
多くの人々が「婚約指輪」と答えるのは今も昔も変わりません。
しかしここ数年ブライダルジュエリーを取り巻く環境は大きな変化を迎えています。
それは天然ダイヤと全く変わらない「合成ダイヤモンド=ラボグロウンダイヤモンド」が登場していることです。
天然ダイヤの採掘コストよりも高くついたダイヤ合成技術は年々向上、2021年現在は天然ダイヤのほぼ半額近くまで下がってきました。
そして国内外で魅力的なラボグロウンダイヤモンド専門ブランドが出揃ってきたことも、若い世代を中心に合成ダイヤへの関心を持つ人を増やしている要因となっています。
今回「2021ダイヤモンド考察」と銘打って
そして今回の「今手に入れるべきダイヤモンド」の計3テーマを取り上げました。
本記事では今後価値を増しそうな天然ダイヤモンドの種類、そしてラボグロウンダイヤモンド専門ブランドをピックアップしてご紹介します。
最後まで読んで頂くと
- 価値を増し続ける可能性が高い天然ダイヤの条件
- 注目したいラボグロウンダイヤモンド専門ブランド
などについて知っていただくことができます。
天然そして合成どちらにもよさがあり、人それぞれの価値観でダイヤモンドを選ぶ時代が到来したことを実感していただけることでしょう。
ダイヤモンドを手に入れてみたい、と考えている方はぜひご一読ください。
今後手に入れるべきダイヤモンドは○○と○○二択のみ!
おそらく今後もブライダルシーンにおけるダイヤモンドジュエリーは欠かせない存在であり続けることでしょう。
結婚をふくめカップルのつながりに「記念」は欠かせないものであり、ジュエリーはもっとも気持ちを込めやすいアイテムだからです。
では今選ぶべきダイヤモンドはどれか?
今後さらに価値が上昇する可能性を含め、手に入れるべきダイヤは次に挙げた2種類のどちらかです。
まずピンクを筆頭とするカラーダイヤ、もしくは大きなカラット数を持つ天然ダイヤモンドです。
ヴァンクリーフ&アーペルやカルティエなどの一流ブランドや、ティファニーやグラフなどのダイヤモンドにこだわりのあるジュエラーならよりベターです。
特にティファニーは「ジュエリー品質のダイヤモンドの0.04%のみ(基準外のものは再売却する)」「採掘地情報を提供する」など品質に加えてSDGs意識の高差から今後も要注目ブランドです。
そしてもうひとつが、デザイン性が優れたラボグロウンダイヤモンドジュエリーです。
いうまでもなく後者は予算をかけたくないと考える人にとっても最適な選択です。
天然ダイヤとく見た目の差が全くない、むしろ最高級カラーレスダイヤモンドであるラボグロウンダイヤモンドはより満足できるダイヤモンドであるといえます。
これから住宅ローンや子供の学資に備える若い世代にも、無理なく買えるブライダルジュエリーを選ぶことは当たり前になっています。
費用をかけずにしかも天然ダイヤにこだわるなら、リユースショップでの還流ダイヤを選ぶのも賢明な判断です。
美しく再ポリッシュされたリユースジュエリーは、新品と全く見分けがつきません。
これからダイヤモンドを買うなら、10年後の価値を予測してセレクトすることをおすすめします。
今手に入れたい天然ダイヤモンドジュエリー
ピンクダイヤモンド
2020年11月にオーストラリアのアーガイル鉱山がついに閉山!
長きにわたってピンクダイヤモンド最大の供給者だった歴史に幕を閉じました。
今後はロシアやアフリカの鉱山からのわずかな採掘量に依存するしかありません。
よってピンクダイヤはますますレアストーンとして珍重され、そのほかブルーやレッドなどのカラーダイヤもやはり希少価値が高今後も価値を持ちつづけることでしょう。
ゴルゴンダダイヤモンド
もし18世紀以前に制作されたダイヤモンドジュエリーを手に入れることができたら、あなたは稀有なゴルゴンダダイヤモンドを手に入れたことになります。
イギリス王室の王冠を飾る105カラットの「コ・イ・ヌール ダイヤモンド
持つ人を不幸にするという伝説がある45カラットのブルーダイヤ「ホープ ダイヤモンド」
宝石の歴史に燦然と輝くこれらのダイヤモンドはすべてインドで採掘されたものです。
実は18世紀に至るまで唯一のダイヤモンド産地がインドでした。
ブラジル産ダイヤ(1725年発見。多くがインド産と偽って流通)、南アフリカ産ダイヤ(1866年発見)が登場するまで、ジュエリーを飾ってきたのはすべてインドで採掘されたダイヤモンドです。
重要な採掘地とされているのが現在のハイデラバードの近くに位置するゴルゴンダです。
ゴルゴンダダイヤモンドの最大の特徴である完璧なカラーレス(無色で窒素を含まないタイプ2Aと呼ばれる)はカーストの最高位である「バラモン 僧侶」のみが身に着けることを許されていました。
すでに流通しているいわゆる「還流ダイヤモンド」のトレーサビリティを追跡することは不可能ですが、唯一無二の存在だったゴルゴンダダイヤモンドだけは別なのです。
ハイクオリティリユースダイヤモンド
カラット数が大きく、4C基準が上位に位置するリユース品ジュエリーは注目です。
特に婚約指輪として購入されたものは、インドや中国など海外ディーラーからも注目される目玉アイテム。
多くの場合新品ジュエリーよりも格段に安く手に入り、しかもクオリティは現行ジュエリーよりもハイクラスです。
これはダイヤモンド供給元のデビアスの卸業者への割引率が高かったことなどが影響しています。
また日常的に婚約指輪をつける習慣がないため、コンディションが良好なこともグッドポイントです。
今手に入れたいラボグロウンダイヤモンドブランド
プライマル(PRMAL)
レオナルドディカプリオも出資者リストに名を連ねるダイヤモンド・ファウンドリー(DIAMOND FOUNDRY)と契約。
ピンクダイヤモンドを使用したファーストコレクションで注目を集める。
シャープでクールなデザインが特色。
シンカ
京都の老舗宝飾「今与」が立ち上げたラボグロウンダイヤモンドジュエリー。
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SJXW(エスジェイエックスダブリュー)
スタージュエリーによるメンズ・ユニセックスジュエリーブランド「SJX」から派生したラボグロウンダイヤモンドオンリーブランド。
ラグジュアリーとサステナビリティを軸に、大人の女性が楽しめる洗練されたデザインが人気。
ANZ KOBE ラボグロウンダイヤモンド
神戸の人気宝飾店が手掛けるラボグロウンダイヤモンドコレクション。
おしゃれな港町神戸のイメージ通りにエレガントなデザインが得意。
YON
2020年秋に誕生した「YON」は、人気ダイヤモンドブランド「ナターニャ」「ミリアム」をプロデュースするDJAIの新ブランド。
歌手兼女優「中山美穂」歌舞伎俳優「片岡千之助」をアンバサダーに起用したことで話題に。
ゾウやウミガメなど絶滅の危機にある動物をモチーフにしたネックレスなどSDGsを意識しながら洗練されたジュエリーがそろう。
ダイヤモンドを自由に楽しめる時代到来!
SDGs意識の高まり、そしてラボグロウンダイヤモンドの低価格化によってダイヤモンドの楽しみ方は今後大きく変わることでしょう。
資産として通用する条件(カラット数、カラーダイヤ)を備えた天然ダイヤ
デザイン性が優れたラボグロウンダイヤモンド
もちろんどちらも持たなければいけない理由もないし、どちらを持つことも自由です。
ダイヤモンドを自由に楽しめる時代が来たことを私たちはもっと喜んでもいいのではないでしょうか?
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