ゼニス/ZENITH

「ゼニス/ZENITH」150年以上の歴史を持つスイスの時計ブランドです。

「エル・プリメロ」を筆頭に大人の男性にこそ似合う名作ウオッチを多く発表してきました。

 

世界最高水準の時計制作技術、そして洗練されたラグジュアリーさを兼ね備える、まさにスイスが誇るマニュファクチュールメーカーです。

この記事ではゼニスというブランドの特色や魅力、そして気になる人気ウオッチを中心にご紹介させていただきます。

「ゼニス/ZENITH」とはどんなブランド?

  • 創業年度:1856年
  • 創業国:スイス
  • 創業者:ジョルジュ・ファーブル・ジャコ
  • 事業形態: LVMHグループ傘下

波乱万丈!ゼニスの機械式時計作りに挑んだ歴史

 スペイン語で天頂を意味する「ゼニス」を社名に持つことからわかるように、ゼニスは創業から一貫してスイスの一流時計ブランドであり続けてきました。

 

労働人口のほとんどが何らかの時計産業にかかわる平和な町「ル・ロックル」で、ゼニスは世界初の自動巻きクロノグラフ「エル・プリメロ」の開発に成功。

エル・プリメロ」はまたたくまに20世紀を代表する名作時計として人気を博しました。

 

しかし時代は変わり、大量生産が可能なクォーツ時計全盛期が訪れます。

日本のセイコーやシチズンといったメーカーが台頭し、多くのマニュファクチュールメーカーが機械式時計の生産からクォーツ時計メーカーに方向転換を呼びなくされます。

1971年にはゼニスも、アメリカ・シカゴを拠点とする、偶然にも同名の「ゼニスラジオコーポレーション」に買収されることになりました。

同社から機械式時計の生産を中止し、金型から設計図に至るまで全てを処分するよう命じられてしまいます。

しかしゼニス生産チームの責任者だった「チャールズ・ヴェルモット」は、かならずいつかまた械式時計が復活すると信じていました。

そこで新しい上司に意見したところあえなく却下されてしまいます。

 

そこで彼は会社の屋根裏部屋にゼニスの財産だった機械式時計のデータを隠しておくことにしたのです。

全ての型番の製造プロセス全体を書出し、自動クロノグラフの技術図面とデータシートを整理しておいたのでした。

 

この苦労が実を結ぶときが来るのは、それほど長い時間は必要ありませんでした。

その後1978年にかのロレックスエベルがゼニスのエル・プリメロの機能を採用したいと打診してきたのです。

 

チャールズが取り出した屋根裏部屋で難を逃れた部品・設計図は大喜びで関係者に迎えられました。

ゼニスはまた機械式時計の生産を再開することができたのです。

ちなみにロレックスは、エル・プリメロのムーブメントを「デイトナ」に採用しました。

スイスが誇るマニュファクチュール

時計内部のムーブメント、外側の本体ケース、そのどちらも自社製造するメーカーをマニュファクチュールと呼びます。

 

先にご紹介したように、ゼニスは世界初のクロノグラフ専用自動巻きムーブメントを開発し、現在もなお進化を続けるマニュファクチュールメーカーです。

実はレディースにも支持されていた時代あり

 時計に限らずブランドやメーカーが発表するアイテム、時代の求めに応えて変化します。

当然経営者やデザイナーたちの志向によってブランドカラーは一変します。

男性好み、というイメージが強いゼニスにも、レディースにシフトしたラインナップを打ち出した時代がありました。

 

2001~2009年までゼニスのCEOだった「ティエリー・ナタフ」は、女性好みの腕時計を作らせたら右に出るものはありません。

この頃のゼニスの売上高の半分はレディースウオッチが占めていたのです。

 

2020年にはドバイで開催された「LVMH Watch Week」にて発表した「デファイ ミッドナイト」「エリート クラシック」「エリート ムーンフェイズ」が好評をもって受けいれられました。

 

ナタフ氏がもたらしたラグジュアリー色を強める戦略はその後も引き継がれてきました。

「骨太」でありながら「洗練」を兼ね備えた機械式時計としてゼニスウオッチは変化を続けています。

「ゼニス/ZENITH」人気ウオッチコレクション

スイスが誇るマニュファクチュールであり、世界初の自動クロノグラフ機能を開発したメーカーであり、最近ではダイナミックかつ洗練されたデザイン性に定評があるゼニス。

ゼニス・ウオッチは時計マニア・コレクターを魅了する要素にあふれています。

 

ゼニスは1999年からLVMHグループの傘下に入り、よりファッション性デザイン性を持った時計に洗練されました。

ジュリアン・トルナールやティエリー・ナタフ、そして2018年に惜しくも引退したジャン-クロード・ビバーなど、LMVHグループの時計部門のリーダーたちがゼニスをさらにステージアップさせることに成功しました。

 

ここでは進化するゼニスのウオッチの中でも、人気の高いモデルを厳選してご紹介します。

エル・プリメロ

 ゼニスのアイコニックウオッチとして、最も入手が難しい人気ウオッチが「エル・プリメロ」です。

1/10秒の計測を可能とする世界ではじめての一体型自動巻きクロノグラフです。

 

1秒間に秒針が動く回数は、現在においても6振動と8振動がほとんど。

しかしエル・プリメロは10振動が可能なため1/10秒の計測を可能としました。

 

またスケルトンムーブメントによってデザイン性の高さを実現しています。

エル・プリメロやエリートの文字盤には「オープンハート」と呼ばれる中がのぞける窓があります。

ゼニスが誇る超高速振動で動く、内部パーツの正確な動作を見て楽しむことができます。

 

メンテナンス面でも細心の配慮がなされているのもエル・プリメロの魅力です。

振動数の高さは摩耗につながることから、メンテナンス頻度が高くなることが懸念されてきました。

ゼニスは部品や時計に使われるオイルに改良を重ねるなどの工夫によって、エル・プリメロの必要メンテナンス頻度は、従来の機械式時計とほぼ同等です。

エリート

 「エリート」の魅力をひとことでいうならば、機械式時計とドレスウォッチの「いいとこどり」したモデルである、といえます。

 機械式時計はクォーツ式時計よりも部品が多くなることから、ケースの厚みがでてしまうのが好みのわかれるところです。

 

そこでゼニスは薄型「エル・プリメロ」として、コンパクトサイズモデル「エリート」を開発しました。

エルプリメロの10振動に対し8振動に抑え、精度より機能性やデザイン性を優先させました。

エレガントでクラシカルなデザインは、年齢を重ねても違和感がありません。

 

ムーンフェイズ(月齢表示)やパワーリザーブなどといった機能のバリエーション豊かなラインナップから選べるのも魅力です。 

クロノマスター

 エリートをさらにエレガンスに仕上げたのが「クロノマスター」です。

2003年以降、微妙なマイナーチェンジを繰り返しながら根強い人気を誇る人気モデルです。

 

ハート型にくり抜かれた窓から内部の窓が見えるレディース仕様のクロノマスター スターオープンは、現在も女性たちに指示される人気モデルです。

デファイ

 2017年に発表したゼニス空前のヒット作である「デファイ エル・プリメ21」。

デファイシリーズの中でも人気トップを走るこのモデルの魅力は、文字盤全面をスケルトン化している点にあります。

 

超高速のハイビートを刻む内部のムーブメントの動作がすべて見えるとあって、ゼニスファン、ウオッチファンなら手に入れたい名品です。 

「ゼニス/ZENITH」の時計を手に入れるには?

ゼニスはインターナショナルなファンや顧客を持つハイブランド!

国内主要都市にあるデパートやホテル内の宝飾サロンで購入することができます。また空港などの免税店でもよく目にすることができます。

またゼニスブランドの腕時計は、多くのゼニス代理店のショップやオンラインサイトで購入することが可能です。

2020年コロナショックに揺れる今日この頃、外出もままならない状況でもショッピングを楽しむことができるのはうれしいですね!

■ ゼニス公式サイト:

 https://www.zenith-watches.com/jp 

■ ゼニスのお買取希望はお気軽に!

 ゼニスは現在お買取強化中のブランドです。

「エル・プリメロ」「デファイ」「エリート」「カイレリモデル」「クロノグラフ」などの人気モデルはもちろん、お手持ちのゼニスのアイテムはすべてご相談を承ります!

お気軽にお問い合わせください。

【リファスタ買取ご案内ページ】

https://kinkaimasu.jp/

ラグジュアリーさが増したと女性からも好評!名門スイスウオッチ「ゼニス」は要チェック!

スイス発マニュファクチュールのプライドを隅々まで感じさせるゼニスの腕時計。

ブランド側の機械式時計のキングとしての気負いもあるのでしょう、どちらかというと「技術の高さ」をフロントに押し出しているイメージがありました。

 

しかしここしばらくのゼニスはぐっとラグジュアリーさを増し、女性たちにも高評価を得ているモデルが増えています。

「世界最高のマニュファクチュール技術」ハイクラス感がプラスされて、さらにステージが上がったゼニスは今後も要注目の時計ブランドです。


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