今見直されるアンティークヴィンテージウオッチのおしゃれ
近頃にわかに注目が集まる「手元のおしゃれ」。
リングやブレスレット、そして腕時計などのアイテムに人気集中!
人気の背景には在宅勤務の増加にあります。
2020年世界中を巻き込んだコロナ渦の中、日本のオフィスにおいてもリモートワークが急速に浸透しました。
そしてディスプレイに映り込む自分や同僚の画像を見て、インテリアや服装を見直すようになった方は多いことでしょう。
「オンライン映え」を気にするファッションに敏感な女性たちは指輪やブレスレット、そして腕時計のコーディネートに力が入るように。
とはいえ一目でわかる有名ブランドは、上司や先輩社員から「生意気」に見られないか気になります。
逆に中堅から上の世代は「貫禄が出すぎ」るようで躊躇してしまうもの。
そこでリファスタでおすすめしたいのが
- 「アンティークウオッチ」
- 「ヴィンテージウオッチ」
です。
年月を経て受け継がれてきた時計には、時間が刻む風格や物語性を感じることができるものです。
そして、他の人とかぶらない自分だけの宝物であるところも魅力です。
また後々大きくプレミアムがつき値上がりする可能性あり、という楽しみもあります(参考:「ロレックス」)
リファスタにおいてもこれまで数々のも名品ウオッチのお取り扱いがありました。
そこでぜひ次世代に受け継いでいただきたいアンティークウオッチ、ヴィンテージウオッチについて解説いたします。
本コラム「アンティークウオッチandヴィンテージウオッチ」シリーズをお読みいただければ
- 自分のキャラクターにあったアンティークウオッチの見つけ方は?
- 安定の人気と価値を誇る時計ブランドは?
- 価値あるアンティークウオッチの探し方は?
- アンティークウオッチを長く使う方法は?
などアンティークそしてヴィンテージウオッチについてのさまざまな知識を身に付けていただくことができます。
もちろんリファスタが自信を持っておすすめする取扱アイテム(記事掲載と前後して完売した場合は申し訳ありません!)のご紹介も交えてお伝えします。
ぜひご期待ください!
知っておきたい時計の歴史
実は腕時計の歴史は意外と浅く、一般庶民のあいだに普及してからまだ100年未満の年月しか経っていません。
ここでは時計の誕生から現在までの主だった時計の歴史をまとめました。
アンティークウオッチまたはヴィンテージウオッチと呼ばれるにふさわしい、年月を経た逸品ウオッチのオーナーなら知っておきたい事柄ばかりですよ!
紀元前から続く時計の歴史
人間の営みに時間の経過を知る仕組みは欠かせないもの。
一説によれば古代バビロニアやエジプトなどにおいては、紀元前7000年にはすでに日時計が使われていたようです。
しかし機械式時計の3大要素「動力源」「調速機」「脱進機」を備えた時計が現れるまでは、その後数千年の時間を要しました。
現存する世界最古の機械式時計は英国ウィルトシャーのソールズベリー大聖堂の大時計で14世紀のイタリアで作られたものです。
参考:ギネスレコードより
https://www.guinnessworldrecords.com/world-records/oldest-clock
長高根の花だった腕時計
- エリザベス一世が身に付けていた「アームウオッチ」
- ブレゲがナポリのカロリーヌ王女のために1811年製作したブレスレット用リピーターウォッチ
など、中世から近世にかけての時代にも、王侯貴族の女性に限っては腕時計らしきものを身に付けていた記録が残っています。
しかし機械式時計が発明されてからも、重力や振動に耐える機構を開発することは難航したため主流は懐中時計。
腕時計の普及にはさらに数世紀の時間を待たなければなりませんでした。
腕時計の普及に戦争が一役買った
腕時計を普及させる後押しとなったのは戦争でした。
戦闘の邪魔にならないよう時計を手首にストラップで固定したことがきっかけでした。
後にカルティエやロレックスが時計の代表ブランドとして名を馳せる契機ともなりました。
「アンティークウオッチ」「ヴィンテージウオッチ」の定義
本来アンティーク、そしてヴィンテージと呼ばれる価値ある工芸品や美術品は
- アンティークは「100年以上」
- ヴィンテージは「30年以上100年未満」
の経年が普通です。
しかしこの定義に当てはまるアンティークウオッチは、懐中時計を除いてはまず手に入りません。
19世紀に作られた腕時計といえば、ほぼ王侯貴族や大商人など今でいう超富裕層のためのアイテム。
ミュージアムピースと呼ばれてもおかしくないほどの希少価値を持ちます。
そのため販売する側の大体の目安として
アンティークウオッチ
- 1970年代までに製造
- 機械式時計
ヴィンテージウオッチ
1970~1990年代前後までに製造
- 機械式クオーツ式両方
と区切りをつけているショップが主流となっています。
アンティークヴィンテージテイストを楽しむのも◎
「年代にはこだわらず」、アンティークウオッチの特徴である
- 「繊細な装飾」
- 「華奢なチェーン」
- 「クラシックなフェイス」
を持つ時計を所有するのも楽しみ方のひとつです。
たとえば女性に人気の「ヴィヴィアンウエストウッド」「アナスイ」はアールデコ風のデザインが優れた時計を製作しています。
また「GRAND SEIKO」のクラシックテイストあふれるフェイスには、父親から息子に受け継がれるにふさわしい風格を感じさせます。
時計はファッションの一部分、として気軽に身に付けたい人なら、上手にアンティークウオッチの良さを取り入れたブランドやメーカーを探してみるのも楽しいですね。
価値あるアンティークウオッチの探し方は?
アンティークウオッチは今最もベストな時計の選び方といえるかもしれません。
なぜなら
- 現行品にはないアンティークならではの魅力がある
- リユース利用によってサスティナブルに時計を入手できる
- ビッグブランドもリーズナブルに手に入れられる
からです。
たとえばタイプ別にメリットをまとめてみましょう。
タイプ別アンティークウオッチを手に入れるメリット
いいものはいい!ブランドマニアのあなたなら
憧れのブランドの時計が安価で手に入れることができます!
人とかぶりたくない!こだわり派のあなたなら
継承されていない失われた技術で作られた時計が手に入ります!
機械が好き!メカ好きのあなたなら
機械式時計が手に届く値段で手に入ります!
投資価値を重視するあなたなら
将来のプレミアム価格によって購入時以上の価格での売却が期待できます!
アンティークヴィンテージ愛好家のあなたなら
大量生産にはない個性ある時計が手に入るります!
安定の人気と価値を誇る時計ブランドは?
- アールデコ様式のティファニー製
- ダイヤモンド装飾の無銘ウオッチ
などの一部コレクターアイテムのような例外はありますが、アンティークウオッチの人気ブランドも現代時計と変わりません。
TOP3ブランドは
- ロレックス
- カルティエ
- オメガ
になります。
そのほか、固定ファンが多いブランドには
- IWC
- ロンジン
- チュードル
- セイコー
- ジャガールクルト
- ハミルトン
- オリス
などがあります。
女性にはブローバやウォルサムなどの繊細な装飾のジュエリーウオッチも人気です。
アンティークウオッチを故障なく使う方法は?
材質にもよりますが、現在の時計同様に以下の2点に注意していれば基本的にはOKです。
「丁寧に扱う」
時計は精密機械。PCやスマホ同様に衝撃や水分を避けるようにしましょう。
特に防水機能が発明される前の時計は水分に強くありません。
内部に水分が入り込まないように注意が必要です。
しかし、あとは時計を使った後に柔らかい布でふき取るなどの簡単なお手入れで十分買ったときの美しいままの姿で気持ちよくつけることができますよ。
「定期的なオーバーホール」
時計内部では24時間365日休みなく時を刻み続けています。
分解掃除とも呼ばれるオーバーホールは、4~5年に一回の頻度で実施することが理想です。
防水機能がなく、堅ろう性が高いとは言えないアンティークウオッチの場合はもう少し短い期間でオーバーホールに出していたわってあげたいですね。
故障の可能性が格段に減って快適に使用できるうえ、結果的には費用の節約にもなります。
アンティークウオッチは今最良の時計の選び方!
時代を経て受け継がれてきた価値あるアイテムこそ、アンティークそしてヴィンテージと呼ばれるにふさわしいもの。
その中でもアンティークウオッチは代表格といえる存在です。
もう一度アンティークウオッチを選ぶことのメリットを挙げておきましょう。
- 長い歴史が感じられると同時に、「職人技」「デザイン性」「時計技術」など様々な魅力をあわせもっている。
- ブランド数が多いので自分の個性にあったものをセレクトできる。
- リユースアイテムの利用によりSDGsに貢献できる
- 最近は男女関係なくジェンダーレスで使えるのでカップルで共有することも可能。
秋から冬にかけてのシーズンは、汗をかく心配も少なくアンティークウオッチデビュー時期としては最適です。
特に室内でのリモートワークのオンライン映え小道具としてなら、繊細なつくりのものでも安心してつけられます。
ぜひ気に入った一本を探してみてください。
コメントを残す