ブランド紹介 アニマウニ/Animauni
今回ご紹介する「アニマウニ/Animauni」は植物のたねや貝殻など自然のモチーフを表現した素朴なジュエリーで人気のブランドです。
デザイナー「長野麻紀子」さんは大学時代に海洋生物学を専攻し好きなアートを学ぶうちに自然とジュエリー作家の道を歩むように。
アニマウニ創業当時から現在まで自然の風物を表現したナチュラルテイストのジュエリーを発表し続けています。
この記事を読んでいただくと
- デザイナーのプロフィール
- ブランドヒストリー
- ブランドの魅力
- ジュエリーコレクション
などについて知っていただけます。
ジュエリーに興味関心のある方にはきっと面白くお読みいただけます。
ぜひご一読ください。
※記事内の写真画像はイメージです。ご了承ください
アニマウニのブランドヒストリー
デザイナープロフィール「長野麻紀子」さん
アニマウニのデザイナー長野麻紀子さんのジュエリーデザイナーの歩みはゆっくりとはじまりました。
幼いころからの生き物好きが高じて国際基督教大学ICU時代は海洋生物学を専攻。
生き物が暮らす自然を知るにはアカデミア的見地よりもアートからのアプローチが向いていると決断し、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジでファインアートを学びます。
(ゴールドスミスカレッジは、死んだ動物をホルムアルデヒドによって保存した実験的作品で知られるダミアンハーストを輩出した名門芸術大学)
帰国後働きながら通った夜間の彫金スクールでジュエリー製作を学ぶうちに自然とアニマウニをスタートしていました。
ブランドヒストリー
アニマウニのブランド出発点は、作家の愛する世界が手招きしたような謎に満ちています。
ジュエリー作家として独立する決心のきっかけとなったのは
(まだ一つもジュエリーをつくったことがないのに)
旅先で見た「アニマウニというブランドでジュエリーをつくっている」というふしぎな夢なのだそう。
そしてアニマウニというブランドネーミングは「たましいひとつ」という意味が込められています。
Animaはラテン語で「たましい」
uniはおなじくラテン語の「数字の1」そしてジュエリーモチーフである「ウニ」
ふたつを組み合わせて「アニマウニ」というこの風変わりなブランドネームが生まれました。
作家憧れの名門展示会「工房からの風」出身
アニマウニは千葉県市川市にあるニッケコルトンプラザで定期的に開催する野外展覧「工房からの風」から誕生したブランドです。
1993年にスタートした「工房からの風」は日本毛織株式会社のメセナ活動の一環であり、2016年「メセナ大賞」2017年公益財団法人日本デザイン振興会「グッドデザイン賞」に輝きました。
現在では新人工芸作家の登竜門と位置づけされる名門展示会です。
毎年2日間の開催期間中2万人以上の集客を誇る「工房からの風」はだれでも参加できる展示会ではありません。
全国から公募で選出されたよりすぐりの作家だけが作品を出展できるうえ、参加を認められた後も主催者側と半年の時間をかけて展覧会の構想を練ることが求められます。
「手しごとを結ぶ庭」「工房からの風」などの著書を持つ「稲垣早苗」さんが長く代表をつとめてきたこともよく知られています。
現在では東京日本橋にオープンしたギャラリー「ヒナタノオト」を担当されており、唯一の常時アニマウニ作品購入可能な場所となっています。
アニマウニジュエリーの特徴と魅力
自然から得た素材の姿を生かす
植物の種や実をデザインソースとする作家は少なくありません。
しかしアニマウニの手法は自宅の庭で育てた植物から直接石膏で型を取り、そのまま金属を流し込んで鋳造するというもの。
素材に隠された美しさを引き出しつつ、自然なままの姿をそのまま生かしたデザインはアニマウニならでは。
見慣れたかぼちゃやりんごの種、山椒の実、コーヒー豆が、シルバーやゴールドのジュエリーに変身するなんて理屈抜きに楽しいですね。
やさしい色合いの素材を多用
柔らかいカラーとつやを持つカラーストーンやパールを選んで作られるアニマウニのジュエリー。
自然の風物を表現したナチュラルテイストにマッチする素材によって、よりアニマウニワールドが輝きを増します。
アニマウニのジュエリーコレクション
スクエアリング
淡い色合いのカラーストーンを、ほとんどラフカットのまま使用したリングです。
デザイナーが一つ一つ吟味した宝石の美しさが存分に生かされています。
ウニカップピアス
種や実を使って直接型を取るのがアニマウニの手法ですが、ウニも本物の小さなウニの殻を使っています。
ウニの殻のかたちをカップに見立てて中にパールを仕込んであります。
パールジュエリーコレクション
花珠クラスの最高級アコヤ真珠を使用したパールジュエリーもアニマウニの人気アイテム。
星座を構成する星の配置をパールで示したリング
バロックパールを小鳥に見立てたリング
などがあります。
王冠シリーズ
ファンシーローズカットのトルマリンをクラウン型の台座にセットしたリングシリーズ。
オーロラシリーズ
遊色効果が美しいオパールをオーロラに例えたロマンチックなコレクション。
アニマウニを手に入れられる場所
アニマウニのアイテムは公式サイトなどでチェックすることが可能です。
そして ジュエリーを手に入れてみたくなったら
のようなリユースショップで探してみる方法がありますよ!
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今回ご紹介したブランドが気になったらさっそくリファスタサイトをチェックしてみてください!
専用ボックスが付属しギフトラッピングが選べるリファスタなら、ホワイトデーやバースデーなど記念日ギフトにも最適です。
今回はやさしい色合いのピンクオパールネックレス 「メレリオディメレー」をセレクトしました。
おすすめポイント「憧れのグランサンクが手に入る」
パリの中心ヴァンドーム広場に店を構える「グランサンク」と呼ばれるパリ5大宝飾店をご存知でしょうか。
このグランサンクの中でもメレリオディメレーは最も古い歴史を持つブランドです。
ほかには「ショーメ」「モーブッサン」「ブシュロン」「ヴァンクリーフ&アーペル」と世界屈指のハイブランドばかり。
まさに並みいる大富豪を顧客に持つ世界のトップジュエラー集団なのです、
おすすめポイント「歴史を彩ったジュエリーブランド」
連載当時から大きな話題を読んだ少女マンガの巨匠「萩尾望都」の歴史長編「王妃マルゴ」。
最後部に登場する人物こそメレリオディメレーをグランサンクに押し上げたキーパーソンなのです。
それがマルゴの夫だったフランス王アンリ4世の次の妻、マリードメディチなのです。
メレリオディメレーは以来「王妃の宝石商」としてフランス王家のお抱えブランドとして名声を博しました。
おすすめポイント「可憐なデイリーユースジュエリー」
堂々たるグランサンクジュエリーながら、どこかアニマウニを思わせる可憐なデザインはたおやかな雰囲気の日本女性にぴったり。
価値あるジュエリーをデイリーユースで愛用したい方におすすめです。
※すでに販売終了の場合もあります。ご了承ください。
アニマウニデザイナーブランドの最新情報
コロナ渦の中でもアニマウニは「工房からの風」をはじめさまざまなイベントに参加しています。
2021年に入ってからも銀座三越のジュエリーイベント「BESPOKEbyNewJewelry」にて作品を発表。
ジュエリーをつける人とデザイナーを結ぶモノづくり、がコンセプトの本展示会でさらにファンを増やしたことでしょう。
季節の移り変わりとともに昇華されてゆくようなアニマウニの透明感あふれるジュエリーコレクション。
今後もさらに楽しみです。
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