ピキョッティ[PICCHIOTTI]

イタリアが世界に誇るハイジュエリーブランド「ピキョッティ」 

※こちらはイメージです

ピキョッティ(PICCHIOTTI)の名を目にした時「なんだか見覚えがある」と感じた方もいらっしゃることでしょう。

実はピキョッティはすでに半世紀近くシチズン宝飾が手掛けてきたイタリアンジュエリーブランドなのです。

他のシチズンアイテム同様に、デパートやファッションビルのみならず町の時計、メガネ、宝飾店のショーウィンドウの中に見かけることができます。

また「婦人画報」などハイクラス女性雑誌のクレジットにもピキョッティの名はよく見かけます。

そしてピキョッティは拠地イタリアのみならず全世界にその名を知られたハイジュエリーブランド

特にルビーやサファイア、エメラルドなど稀少なカラーストーンを使ったジュエリーに定評があり、ヨーロッパはもちろん、アメリカにおいても「ニーマンマーカス」などの高級デパートにショップがあります。

また世界最大の時計宝飾展示フェア「バーゼルワールド」では代表ブランドとして選ばれる存在でもあり、常にピキョッティは宝飾業界の注目の的です。

そのゴージャスなバックグラウンドに似つかわしくピキョッティは一番カジュアルなラインでも数十万円、スタンダードなデザインでも数百万円はくだらない正真正銘のラグジュアリーブランド。

そして、ピキョッティのジュエリーは十分にその代価に見合う価値があります。

今回はピキョッティの歴史、注目のジュエリーについてご紹介します。

 

ブランドヒストリー1.「幼い弟妹を抱えて奮闘した苦労人!創業者ジュゼッペ・ピキョッティ」

 

ヴァレンツァの名士だったピキョッティ一族

ピキョッティの創業は1967年、創業者ジュゼッペ・ピキョッティが30歳の頃でした。

もともとは代々続いた薬剤師であり、小作農を抱える領主というヴァレンツァきっての名家を誇ったピキョッティ家。

どのような経緯で創業者ジュゼッペはジュエラーとしての道を選んだのでしょうか。

筋金入りの宝石好きだった少年時代

母親はじめ、出入りする華やかな女性たちを幼いころから目にしてきたジュゼッペは、物心ついたころからジュエリーに興味を持つようになっていました。

創業者ジュゼッペがジュエリー製作を習いたいと両親に訴えたとき、家業を継いでほしかった彼の両親は難色を示したものの、最後にはジュゼッペの意思が尊重されました。

そして13歳の夏には、ヴァレンツァ有数の金細工工房へジュエリー作りを学ぶことを許されました。

それから夏が来るたびにジュゼッペはその工房に通い続け、イタリア最高の宝飾加工の粋を目の当たりにしました。

両親の死を機にジュエラーとして独立することを決意

しかし16歳になった直後に両親を亡くすという悲劇が襲います。

まだ幼い弟や妹たち、しかも未婚の4人の叔母たちの生計を支えなければならず、家族を支える大黒柱としての責任が16歳のジュゼッペに重くのしかかることになります。

ジュゼッペはジュエリー製作によって家族を養うことを決意し、それから3年間宝飾専門学校でジュエリー製作を学びました。

卒業後20歳を迎えていたジュゼッペは、「これからは英語を学んでイタリア国外でビジネスを行う必要がある」と考えました。

すぐロンドンに渡り、8か月間にわたって英会話学校に通い、帰国したときにはヴァレンツァで唯一の英語が通じる宝飾職人になっていました。

一流の技術を持ち、英語が話せるジュゼッペはすぐ地元の宝飾会社に採用され、世界中をバイヤーとして飛び回るようになりました。

1967年ピキョッティ創業

マーケティング面でも十分経験を積み、自信をつけた30歳のジュゼッペは1966年に退職した翌年、満を持してピキョッティブランドを立ち上げることとなりました。

従業員はたった二人、妹のアナマリアとアグネス。

三人で身を寄せ合いイタリアの並みいるジュエラーへの挑戦の歴史の幕開けでした。

ブランドヒストリー2.「宝石へのあくなき情熱がピキョッティの原動力」

ピキョッティブランドのホームページには優雅に微笑みあうピキョッティファミリーの写真があります。

しかしその優雅さの裏には、水面下で必死にもがく白鳥のように、並々ならぬ苦労があり、支えあう家族愛がありました。

創業当時から最高の宝石以外使用しなかったピキョッティ

「当時の私たちにはわずかな石が買えるだけのお金しかなかった」

創業当時資金力に乏しいとはいえ、ジュゼッペは自分の作るジュエリーにふさわしい宝石、購入するべき宝石を知っていました。

彼が求めるピキョッティに必要な宝石とは、太古の昔から尊重されてきたカラーストーン、青いサファイアであり赤いルビーであり緑のエメラルドであるということを。

資金力に乏しくても、価値あるカラーストーンを手に入れるべく、ジュゼッペは一人でインド、スリランカ、タイ、ミャンマーに出向きました。

しかし、結果は空振りに終わり、彼は悟ります。

「価値ある宝石が集まる場所はここではない」。

望む石を手に入れ花開いたピキョッティ

サイズではなくクオリティが重要だと考えたジュゼッペは、ヨーロッパの宝石取引の中心地ロンドンの「ハットン・ガーデン」、パリの「ラファイエット通り」を訪れます。

そしてようやく世界各国の一流バイヤーから思い通りの宝石を手に入れることができたのです。

その後ジュゼッペの作り出すピキョッティ・ジュエリーは品質の確かな宝石華やかで洗練されたデザインイタリア伝統の職人仕事によって、多くのジュエラーの目を引きました。

またたく間にピキョッティのジュエリーは引っ張りだことなり、一躍イタリア随一の人気ジュエラーとして知られるようになりました。

マーケットが望むジュエリーを作る

ヴァレンツァの伝統を重要視しつつも、ジュエリーを購入する人々の希望をできるだけ取り入れたいとする、ピキョッティのジュエリー製作に対する柔軟な姿勢も、ピキョッティジュエリーファンが評価する点です。

カラーストーンにこだわりのあったジュゼッペですが、ダイヤモンドジュエリーが必要とされていると思えば、次のシーズンには美しいダイヤモンドのコレクションを発表しました。

強みは確かな絆で結ばれた家族経営

そして創業当時と変わらずイタリアらしい一族経営を貫くピキョッティ。

創業者ジュゼッペの家族だけでなく、ピキョッティで働く職人の子どもたちすらもピキョッティブランドの一員となる道を選んでいます。

このような自らの信念に基づいたぶれないブランド成長という確かな礎の元に、今日のピキョッティの栄光があります。

何よりも宝石が好きだった創業者が選び抜いた美しい宝石、石の美しさを最大限に引き出すデザイン、そしてジュエリーを形にするイタリア最高レベルの職人たちによって、ピキョッティのジュエリーは支えられているのです。

ピキョッティ注目のジュエリーコレクション

 

ローズコレクション 

 

ピキョッティのブランドアイコンといえば、1967年にデビューしたバラモチーフをパヴェダイヤで埋め尽くしたネックレス、イヤリング、リングなど、エレガントなローズコレクション

中でも人気を博しているのが「ローズブローチ」です。

小さなブローチには400個を超える厳選されたブリリアントカットのダイアモンドが惜しげなく使われています。

またピキョッティの職人たちの高度な技術が細部にまで駆使されています。

たとえば7枚のはなびら一枚ずつ丁寧に彫刻が施されてからバラのかたちに細工されます。

そして曲がりくねった茎にはバゲットダイヤモンドがセットされているという凝りようです。

 

ザンビアエメラルドコレクション

ジュエリーのクリエイションにふさわしい宝石が見つかるまで10年以上待つことも珍しくないピキョッティ。

最高の石を求めるあくなき情熱はブランド創業当時から変わることはありません。

2018バーゼルワールドでナンバーワンジュエリーとして称賛された、19カラットザンビア産エメラルドリングにあしらわれたエメラルドもその一つです。

この巨大なエメラルドの周りには、ペアカット(洋ナシ形 涙型)のダイヤモンドが二重の光輪のごとく、ダブルヘイローセッティングという贅沢さ。

この指輪を制作するために要した時間は、なんと指輪本体の金細工に45時間ダイヤモンドをセッティングするのに40時間

ピキョッティのパヴェダイヤセッティングは単純な爪留めではなく、爪の周りの地金を削り浮き彫りにしています。

この手間によって地金が目立たなくなり、一層強くダイヤモンドが輝きを増します。

妥協のない石選びと職人技、ピキョッティブランドの底力が感じられる作品です。

ピキョッティのジュエリーを手に入れられる場所

ピキョッティのジュエリーは全国のシチズンジュエリー取扱店で購入することが可能です。

詳しい取り扱いショップ情報を知りたい場合はシチズンジュエリー営業所に問い合わせることをおすすめします。

■シチズンジュエリー公式サイト http://jewelry.citizen.co.jp/

■ピキョッティ公式サイト http://jewelry.citizen.co.jp/picchiotti/

ビジュアル価格ともにゴージャスの極致!そしてその価値がある!

※こちらはイメージです

希少なジェムストーンを多用したピキョッティジュエリーはまさにゴージャスの極み。

この豪華な宝石の輝き、イタリア最高の職人技を手に入れるためには、所有者は相応の代価を支払う必要があるといえるでしょう。

とはいえ、トップジュエラーと目される大ブランドの同クオリティのジュエリーと比較するなら、ピキョッティのジュエリーは非常に手頃な価格だという見方もできます。

ブランドネームに頼らず、ジュエリーの進化を見抜くことができるなら、ピキョッティのジュエリーは必ずその期待に応えてくれる存在なのです。

 

▼この記事についてのお問い合わせ先


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