世界のセレブが愛するイタリアンジュエリー「Buccellati」
ニューヨークの5番街に店を開いた最初のイタリアンジュエリーブランド「ブチェラッティ/Buccellati」。
2019年9月20日にグランドオープンを控える大丸心斎橋本館8階 ライフスタイルに出店が決定しています。
世界の王侯貴族、過去にはバチカンの枢機卿までが顧客リストに名を連ねていたブチェラッティのジュエリーを気軽に目にすることができます。
ブチェラッティの魅力は、その繊細な金細工と自然から着想を得た優雅なデザイン。
またルネサンス期のジュエリーデザインにインスパイアされたクラシックなデザインも人々を魅了する理由のひとつ。
ファッション業界にファンが多いのもうなずけます。
この記事では金細工の魔術師とも呼ばれるジュエリーブランドBuccellatiの第二世代の中で、もっともビジネスセンスに恵まれていたジャンマリア・ブチェラッティを中心にご紹介します。
Buccellati飛躍のキーパーソン! ジャンマリア
ブチェラッティが現在のように国際的に良く知られたジュエリーブランドに飛躍した陰にはジャンマリアの功績あってこそといえるでしょう。
ここではジャンマリア・ブチェラッティの足跡を追ってみました。
14歳からジュエリー一筋の人生
「宝石商にならないという考えを持ったことはない」と言い切るジャンマリアのキャリアは14歳でスタート。以来ブチェラッティブランドを成長、拡大させることに全力を注ぎ最大の功労者となりました。
二手に分かれたブチェラッティ兄弟
実はブチェラッティ兄弟は1969年以降イタリア国内、国外の二手に分かれて活動しています。
創業者マリオの死後、兄弟はブチェラッティのショップとは別に「MABUTI Srl」という宝飾店を設立し、共同で事業を営んできました。
しかし徐々に兄弟間でブランド運営に対する考え方の相違が明確となってしまいます。
そしてイタリアに留まり職人の手仕事を追求すること選んだフェデリーコ、海外展開に積極的に乗り出すジャンマリアとルカの二手に分かれました。
ジャンマリアの功績
イタリアのジュエリー業界においても中心人物としてみなされていたジャンマリアはイタリア宝石学会(IGI)の創立にかかわり、その後も重要な中心メンバーとなりました。
またヴァンドーム広場にパリの旗艦店をオープンしたことを皮切りに世界各国に出店を続けブランドの認知度アップに大いに貢献しました。
ワシントンDC のスミソニアン協会国立自然史博物館で「マリオとジャンマリアブッチェラッティの作品の回顧展」をはじめ、多くのミュージアムでジュエリーが取り上げられるほどになったのです。
ブチェラッティの「Masters of Dreams(夢のマスターズ)」コレクション
ブチェラッティの「Masters of Dreams(夢のマスターズ)」コレクションでは、ジャンマリアのジュエリー製作のすべてが公開されています。
見る人の目に強烈に印象を残すジャンマリアのデザインは、ブチェラッティのお家芸であるイタリアの伝統宝飾技術を駆使しています。
また信頼の厚い2名の宝石職人「ロベルト・ブラウン」彼の息子「クリスティアーノ」にのみ製作を任せるなど、徹底的な品質管理にこだわるジャンマリアらしい政策姿勢があらわれています。
ジャンマリア・ブチェラッティの代表ジュエリー
金細工を得意とするブチェラッティでは、技巧を凝らしたジュエリーが数多く揃い、中にはジャンマリアが考案した名品も数々あります。
ここでは特に評判を呼んだコレクションについてご紹介します。
バロックパールコレクション
パールジュエリーにも多くの名品を残したブチェラッティですが、なかでもジャンマリアがデザインした中国の水に住む龍をテーマにした作品は大きな話題を呼びました。
ボディを大粒のバロックパールでかたどり、ダイヤモンドやルビー、そしてゴールドで龍の姿を生き生きと再現しています。
クリスタルクロスのペンダント
モチーフの縦横が同じ長さのかわいらしいクロスは、厚みが6㎜もあるボリューミーさがゴージャス。
クロスに使われる石にはフロストクリスタル、ローズクォーツ、ブルーカルセドニーから選ぶことができます。
エッジには繊細な彫模様が施されています。
ロンデーレ(ゴールドビーズ)のネックレス
一点一点、丹念な細工がほどこされた「ロンデーレ」と呼ばれるゴールドビーズのネックレスは、パールと組み合わせたタイプも人気です。
手持ちのパールネックレスのリフォーム材料にも。
ブチェラッティのジュエリーを手に入れられる場所
ブチェラッティのジュエリーを手に入れるには、直営店(髙會堂六本木)もしくは国内主要都市デパート内ショップ(伊勢丹・大丸ほか)やサンモトヤマや和光、アネリディギンザなどの取扱店で購入することが可能です。
ブライダルジュエリーも豊富に揃っているので、エンゲージリングやマリッジリングを探しているならぜひチェックしておきたいもの。
またオーダーメイドも可能となっています。
公式サイト:https://buccellati.co.jp/shop/
Instagram:https://https://www.instagram.com/federico.buccellati.tokyo/
Facebook:https://www.facebook.com/Federico.Buccellati.Tokyo/
そしてブチェラッティのジュエリーを手に入れるなら、国内のリユースマーケットで手に入れる方法があります。
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世界が恋するジュエリー「ブチェラッティ」
稀代のゴールドマイスターとして名高いブチェラッティは、世界最大の鑑定機関GIAも世界を代表する高級宝飾ブランドのひとつに数えています。
2015年にジャンマリアは長年の闘病の末この世を去りましたが、現在もブチェラッティは一族が結集して経営にあたり、そして優れた宝石職人がブランドを支えています。
創業100周年を迎えた2019年はイベントが目白押し。過去の名品が披露され、ため息をつきながら眺めた方も多いのではないでしょうか。
第3、第4世代も後継者として活躍しており今後も見事なコレクションを発表することが期待できることでしょう。
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