スミソナイトは鉱物・石マニアの方ならずともコレクションしたくなるカラーバリエーションに富んだ石です。
クリアなブルー、グリーン、イエローのほかもに無色透明に近いものまで様々な色を持つスミソナイトがあります。
また名前の由来は「スミソニアン博物館」設立者ジェームズ・スミソンにちなんでつけられたもの。
「菱亜鉛鉱」という和名もあり、ゲーム好きの方ならばファイナルファンタジー(FF14)の採掘師で入手できる素材アイテムでおなじみですね。
ここではスミソナイトの原産地や宝石としての特徴などについてお伝えします。
名前の由来・込められた意味
スミソナイトは含まれる微量元素で色が変わるため、同じ石とは思えないほどのカラーバリエーションがあります。
特に人気が高いカラーが、透明感のある水色のもので中国産スミソナイトによく見られます。
よく似た色合いの人気パワーストーンであるラリマーにちなんで「チャイニーズラリマー」と呼ばれることも。
ここではスミソナイトのネーミング、石に込められている意味についてご紹介します。
スミソナイト命名の由来とは?
スミソナイトはスミソニアン博物館の設立者であり、ヘンリー八世の子孫でもある英国貴族階級出身の科学者ジェームズ・スミソン(James Smithson)にちなんで名づけられました。
オックスフォード大学で学び鉱物・地質学者として活躍したスミソンは、当時「カラミン」と呼ばれた亜鉛鉱石が、じつは2つの異なる鉱物で構成されていることを発見しました。この二つの宝石はヘミモルファイトとスミソナイトと名付けられました。
スミソナイトに込められた意味
やさしい色合いと風変わりなフォルムが、宝石には珍しく人をほっとさせる雰囲気があるからでしょうか?
スミソナイトにはヒーリング効果、癒しのパワーがあるといわれています。
宝石・鉱物としてのスミソナイト
スミソナイトは美しい色合い、そしてブドウのようなユニークなフォルムで石好きの人から愛されてきました。
また亜鉛の材料となる貴重な鉱石でもあります。
ここでは鉱物としてのスミソナイトにはどのような特性があるかをまとめました。
属性 | 方解石グループ 炭酸亜鉛 |
原産地 | メキシコ、ギリシャ、イタリア、ナミビア、中国 |
硬度 | 4.0~4.5 |
スミソナイトのカラー決定要因 | スミソナイトのカラーを決めるのは石に混じる不純物です。ブルーからグリーンは銅、ピンクからパープルはコバルト、イエローはカドミウム、ブラウン系は鉄によって石の色が決まります。 |
結晶タイプ | 蜂の巣状もしくはブドウ状が多い |
スミソナイトの管理方法
スミソナイトはモース硬度4~4.5と低く、注意して取り扱いたい鉱物です。
一般的な化学薬品に対して耐久性があり、日常的に使用するジュエリーに最適です。
ただし硬度が高くないため、振動波で宝石や金属部分の誇りを飛ばす超音波洗浄機などの使用は避けたほうが無難です。またやや多孔質のため、香水などスプレー使用時には外しておきましょう。
また、中性洗剤やぬるま湯で洗うのはOKですが、長時間水に浸すことは避けましょう。
市場から見たスミソナイトの評価基準
スミソナイトはもともと亜鉛の原料として使われてきた鉱物です。硬度もそれほど高くないため宝飾品の材料に不向きと思われがちです。
しかしジュエリーとして通用する美しい色合いのものが見つかる石でもあります。
特にスミソナイトを愛好するジュエリーデザイナーの作品に価値あるジュエリーがみつかります。
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リファスタ商品紹介:スミソナイト関連
スミソナイトは見ていて飽きない美しい好物ですが、硬度が5度以下ということもあり決して頑丈な宝石とはいえません。
よく似た色味のほかの宝石を探すのも一つのほうです。
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