クリソベリルキャッツアイを所有する意味とは?効果や価格について知りたい!

クリソベリルキャッツアイの名前の由来・込められた意味

名前の由来

神秘的なイメージをかきたてるクリソベリルキャッツアイは国内外問わず人気の宝石です。

猫目石とも呼ばれる通りに、石の中央に筋状の光があらわれるシャトヤンシー効果を持つことからキャッツアイの名がつくようになりました。

ちなみにクリソベリル以外にもシャトヤンシー効果を持つ宝石には、トルマリンやアクアマリンなど50種類以上存在します。

しかし美しさと希少価値においてはクリソベルキャッツアイがナンバーワンといえます。

クリソベリルキャッツアイの産地

変色効果のあるアレキサンドライトをはじめとするクリソベリルは、非常に稀少な宝石で年間の生産量は1万カラット前後といわれています。

さらにクリソベルキャッツアイのようなシャトヤンシー効果を持つ石はさらに少なく、年間1000カラットにも満たないことも。

以前はインドなどでも産出されていましたが、現在宝石レベルの石が産出される場所はブラジル、マダガスカル、スリランカの3か所に過ぎません。

クリソベリルキャッツアイの歴史

産地が極めて限定されることが影響してか、クリソベリルキャッツアイが宝飾史に登場した回数はそれほど多くはありません。

クリソベリルキャッツアイがクローズアップされた歴史に残る事件といえば、英国王室がエンゲージリングに選んだことが挙げられるでしょう。

19世紀に英国王子がプロシアの王女にクリソベリルキャッツアイの指輪を贈ったことで、英国はじめヨーロッパ各国で一躍人気の宝石となりました。

よく知られたクリソベリルキャッツアイには、アメリカのスミソニアン博物館に所蔵されたスリランカ産「マハラニ キャッツアイ」や英国王室が所有する世界最大の312ctのスリランカ産「ケーキ アイ」があります。

日本ではオリンピック景気に沸いた当時の首相「池田勇人」氏が、スリランカ訪外遊時に1000万円ものクリソベリルキャッツアイを購入したことで話題となりました。

これがきっかけとなり日本女性に「猫目石の指輪」が流行した時期がありました。

クリソベリルキャッツアイに込められた意味・パワー


クリソベリルキャッツアイは、古くからアジア全域で邪気を払い幸運を呼ぶと言い伝えられてきました。

高いパワーを持ち、所有者に幸福と繁栄を約束してくれまる石として大切にされてきました。

そのほかのクリソベリルキャッツアイには以下のような効果があると信じられています

「思いやり」「許し」「優しさ」「寛大さ」「善意」「希望」「楽観」

クリソベリルキャッツアイの効果・特徴

稀少価値の高いクリソベリルキャッツアイ

クリソベリルキャッツアイはキャッツアイ効果=シャトヤンシー効果を持つクリソベリルですが、クリソベリル自体が稀少宝石のひとつ。

さらにクリソベリルキャッツアイと呼ばれるにふさわしいシャトヤンシー効果や理想の色合いを持つ石となると極めて貴重です。

シャトヤンシー効果の秘密

シャトヤンシー効果の有無によって価値が大きく変わるクリソベリルですが、シャトヤンシー効果が実現するためにはどのような条件が必要なのでしょうか?

シャトヤンシー効果を得るためには、石の内部に密集する平行に並んだ繊維状組織に沿った正しいカットが必要です。

この内部組織が光を受けたときに反射することによって、シャトヤンシー効果が表れるのです。

正しく位置合わせされたカットによって、シャトヤンシー効果がもたらす神秘的な光の筋を見ることができるのです。

ちなみにシャトヤンシーのスペルは、フランス語の猫(Chat)に由来するものです。

クリソベリルキャッツアイの管理方法

クリソベリルキャッツアイは硬度8~8.5と、ダイヤモンドやルビーの次に硬い宝石です。

 

とはいえ表面の傷が目立つカボションカットが主流であることを考慮すると、他のジュエリーと分けて収納しておくことをおすすめします。

■参考情報「知らないと危ない!あなたの大切な宝石が割れないために」

https://kinkaimasu.jp/colorstone/column/In_order_for_your_preciousjewelry_unbreakable/

市場から見たクリソベリルキャッツアイの評価基準

カボションカットされた石の表面にシャトヤンシー=光の筋が出る宝石は50種類あるといわれています。

しかし通常キャッツアイと呼ばれるシャトヤンシー効果を持つ宝石といえば、クリソベリル・キャッツアイのことを指しています。

ここでは一般的なクリソベリルキャッツアイの評価基準についてご紹介します。

シャトヤンシー効果

クリソベリルキャッツアイの価値を決める最大のポイントは、どれだけ鮮やかな「シャトヤンシー効果」が現れているかにあります。

シャトヤンシーとは明るい場所で見る猫の目の瞳孔のように、石の中央にあらわれる光の線が鮮明にあらわれる現象を指しています。

また光源のあたり具合によって色が切り替わる点も面白い特徴です。

このシャトヤンシー効果が強く表れる石ほど評価が高くなります。

カラー

クリソベリルキャッツアイで最も高くされるカラーはハニーイエローと呼ばれる緑がかった黄色です。

また「ミルクアンドハニー」と呼ばれる濃い褐色にミルク色のシャトヤンシーが際立つ石は特に高値で取引されています。

リファスタ商品紹介:クリソベリルキャッツアイ関連

和のイメージが強かったクリソベリルキャッツアイは、現在では幅広い年齢層の方に人気があります。

硬度が高いため、普段使いに安心な宝石であることも魅力となっています。

リファスタでお取り扱いのあるクリソベリルキャッツアイジュエリーをここで一部ご紹介します。

すべて中央宝石研究所やGGS/ジェムグレーディングシステムジャパンほか、信頼できる鑑定機関による鑑定書(ソーティング)が付属していますのでご安心ください。

クリソベリルキャッツアイの最新の買取情報

猫ブームの影響があるのか?人気のキャッツアイ買取を強化中です。

色味が薄くキャッツアイ効果があまり見られないものも査定対象となっています。

2019年に入ってからリファスタが買い取ったキャッツアイの一例をご紹介します。

そのほか詳しい情報につきましてはこちらをご覧ください!


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