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ゲームの景品が純金なんて！外国人が驚くパチンコ事情
外国人の友人に「日本ではゲームの景品がゴールドなんだろ？」と質問されたことがあります。
そう、日本だけに存在する遊戯施設パチンコ店では純金のチップ、プレートが景品として取り扱われています。
パチンコ遊戯に明るい方ならすぐわかる、いわゆる「大景品」と呼ばれる景品が該当します。
たいていの場合は景品交換場所（東京エリアならTUCショップ）にて買取依頼を申し込む方が多いでしょう。
しかし昨今は金価格の高騰の影響か？リサイクル/リユースショップに持ち込む方が増えてきました。
そしてこんな嘆きも漏れ聞こえてきます。
「本当に景品でもらった金は売れる？」
「買取店に持ち込んだけれど査定すら受けられなかった」
なぜパチンコ景品とはいえ純金プレートが買取困難アイテムなのか？
この記事ではこの疑問について買取店側の事情をまとめてみました。
ご参考になればさいわいです。
パチンコ未経験の方のために！パチンコ景品の仕組み
パチンコは経験のない人たちにとっては未知の世界であることはもちろんですが、景品のやり取りについても地域によって全く異なります。
ここでは一般的なパチンコ景品周りのしくみについてまとめました。
パチンコの景品は2種類
ゲームで得たパチンコ玉いわゆる出玉は「一般景品」と「特殊景品」のどちらかに交換することができます。
パチンコ店内でタバコやお菓子、ブランドバッグなどの物資と交換する「一般景品」
「景品取引所」で現金と引き換える「特殊景品」という2種類の景品があります。
地域によって異なる特殊景品
古物商認可を得た「景品取引所」で売却することを前提とした特殊景品は地域によって様々です。
たとえば大阪なら昔は文鎮、現在は栞です。
そして東京エリアの場合ホログラムシールが貼られたプラスチックケースに入った金のチップです。
東京以外の都道府県ではかならずしも純金のチップが手に入るわけではないので注意が必要です。
なぜリサイクルショップは特殊景品買取が難しいのか？
買取店側としては、「製錬業者の登録マーク」や「金塊番号」などしかるべき刻印のない特殊景品の金チップの買取は難しいのが本音。
貴金属専門買取店であれば、地金取引が日常業務ですが一般的なリサイクル/リユースショップでは対応できないところも少なくないでしょう。
ここでは買取側の事情についてお伝えします。
理由１．再販がむずかしいため
リサイクル・リユースショップにおいて買取対象となるアイテムは「再販可能」であることが絶対条件です。
売れるブランドであり、売れるデザインであるからこそ、ほしいという人が現れるからです。
たとえ貴金属の非破壊検査が行える機器を持つリサイクル・リユースショップであっても、再販が難しい貴金属の地金プレートを買い入れることは難しいのです。
理由２．売却タイミングによってロスが生じるため
また買い入れた時点の金価格が、実際に売却する時までキープされる保証がないことからどうしても買取価格は抑えめになります。
地金としての価値を評価してもらえる査定を希望するなら、地金取引を専門に行っている買取店に持ち込むほうがベターです。
特殊景品を持ち込む前に事前確認は必須！
現在は全盛期の半分にまで落ち込んだといわれるパチンコ店。
しかし今なお根強いパチンコファンは多く金チップの買取希望の方は後を絶ちません。
フリマアプリを利用して特殊景品の売却を試みる方も多いようですが、最大手メルカリでは「マネーロンダリングリスクがある」という理由でパチンコの特殊景品の出品を禁止ししています。
また先にご説明したようにすべてのリサイクル/リユースショップが貴金属買取に対応できるとは限りません。
TCUほか景品交換所以外の場所に特殊景品を持ち込む前には、必ず店側に対応可能かを電話で確認しておきましょう。
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