メッキのアクセサリーはあくまで楽しむもの
結論から言います。
本物のゴールドやプラチナ、いわゆる貴金属ジュエリーこそ=資産価値という公式は成り立ちます。
『未来永劫消えない価値』がそこに介在しているからこそ【本物】なんです。
これは人一人一人が持ち得る価値観のように流動的なものとは違う『不変的』なものです。
しかしいわゆる金メッキのアクセサリーにはその価値観は当て嵌まりません。
どんな高級ブランドのジュエリーであったとしても貴金属ではないメッキや非貴金属のアイテムであれば、それはその瞬間にのみ身に付けて楽しむものであり、永い目で見ると高額で売却が期待できるアイテムではないことを覚えておきたいものです。
シャネルのようなビンテージとしての付加価値が期待できる息の長い人気ブランドであっても、その時々のトレンドで査定評価額は異なってくる為、高価買取を期待するには技術を有する業者のみが許される【業(ワザ)】を持つリファスタをお薦め致します(いきなり宣伝でスミマセン)。
ノンジュエリーは【コスチュームジュエリー】となり生き永らえていく
しかしそんな価値のないメッキアクセサリーも、金を用いたメッキ工法は多く存在し、その中には特別な方法もあるのも事実です。
見た目には貴金属ジュエリーに見える高度な金メッキ方法は、十分にジュエリーとして通用する高級感溢れる仕上がりになっています。
しかしながらそれを【ジュエリー】とは言わず、【コスチュームジュエリー】として定義します。
改めてこの記事では、そもそもメッキとは何か、メッキアクセサリーの買取が困難な理由、などについてご説明します。
金メッキとは?「GP」「GF」の違い
メッキという言葉の意味、本当に理解していますか?
なんとなく金メッキと聞けば金の塗料を塗っているようなイメージが浮かびますが、実際はもっと高度な技術が利用されています。
ここでは意外と知られていないメッキ技術の違いをまとめました。
まず金メッキには大きく分けて「GP ゴールドプレーテッド 金メッキ」「GF ゴールドフィルド 金張り」の2種類があります。
GPは電気分解により金属の表面にごく薄く金の膜を張る方法です。
当然摩擦や衝撃ではがれやすいことが欠点で、そうなるとメッキ下の金属が見えてしまいます。
対してGFは金の管の中に金属を流し込み厚い金の膜で覆う方法です。
GFの金部分の厚みはGPの100倍前後、GPに比較して耐久性が高く金の輝きを長く保てるところが長所です。
金メッキの見分け方
本物の金とメッキでは重量が違い、本物の金の方がずっしりと重いです。一方金メッキの製品は軽量。
また、金メッキの製法では下地にニッケルを利用することが多く、磁石を近づけて反応すれば金メッキである可能性が高いです。
なぜ金メッキのアクセサリーの買取が難しいのか
金メッキのアクセサリー、貴金属ではないことからよほど人気ブランドでなければ買取が難しいものです。
ここでは買取店側の金メッキアクセサリーの買取困難な理由についてまとめました。
ご理解賜ればさいわいです。
金メッキは劣化しやすい
金メッキは何らかの方法で金属の表面に金を薄く装着したものです。
使用しているうちに摩擦や皮脂などによって剥がれ落ちます。
劣化が早く、美しさを保ったまま長く利用することが難しいのが金メッキ製品の欠点です。
金メッキのアクセサリーはトレンド色が強い
安価に大量生産が可能な金メッキのアクセサリーはその時々の流行のデザインであることが多いもの。
トレンドが終わってしまうと流行おくれの感が否めないアイテムが多くなります。
そもそも再販需要が少ない
貴金属ジュエリーに比べて金メッキアクセサリーの需要は低い傾向にあります。
敢えてリユース品のアクセサリー、ジュエリーを購入したいと思うとき、よほどお気に入りのブランドでなければ貴金属のアイテムを購入したい方が多数派なのです。
メッキが剥がれたら価値は激減!でも処分するのは惜しいなら
残念ながらメッキ部分の剥がれをセルフ修復した場合、買取対象となる可能性はゼロに近くなります。
とはいえお気に入りのアクセサリーで処分するには忍びない、という場合は以下の補修方法があります。
メッキ補修用キットを利用する
ホームセンターなどでメッキ補修用の薬品キットが販売されています。
金メッキ補修駅と筆など必要なものがセットされていますのでバラで揃えるよりも安上がりです。
金メッキ補修ペンを利用する
小さなメッキ剥がれなら金メッキ補修ペンが便利です。
金色アクリル絵の具を利用する
最近では100均ショップ(100円ストア)でもアクリル絵の具が手に入るようになりました。
バッグの金具などであれば、金色のアクリル絵の具と筆で補修すると目立たなくなります。
アクセサリーリフォームショップを利用する
手先が不器用で自信がない、という場合には専門リフォーム店に相談してみましょう。
メッキでも売れるジュエリーとは?リファスタ商品からおすすめ紹介
気軽につけられる金メッキのジュエリーは、デザインやブランドを吟味することで長く楽しめます。
ここではリファスタサイトで購入可能なアクセサリーをご紹介します。
そのほかリファスタ取り扱いのジュエリー・アクセサリーにつきましてはこちらをご覧ください!
メッキアイテムは楽しんで身につけることを優先しよう
貴金属以外の金メッキのアクセサリー類は【コスチュームジュエリー】と言われる通り、資産価値よりも楽しむことを優先して身につけるのが本来の使い方です。
またお気に入りのブランド、デザイナーのセンスが光るメッキのアクセサリーは、自分の感覚に合わない本物のジュエリーよりも大切な存在となることも。
またご紹介したように本物の金と見た目は変わらないゴールドフィルドのようなクオリティの高い工法もあります。
利用シーンにあわせて上手に使い分けられるようにしたいですね。
興味のある方は、是非一度お気軽にお問い合わせください。
リファスタでは、メールやLINE等の事前査定ツールをご用意してお待ちしております。
コメントを残す