国内店オープン限定アイテムから見るルイヴィトンの勢い

ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)の国内店新規オープンは、今や日本の一大イベントと言っても過言ではありません。

他のブランドとの差別化を図る意味でも、近年盛大に行われるようになってきています。

その広がりは、ニュースで取り上げられる程まで成長していますが、これまでの道のりは、決して平たんではありませんでした。

国内限定販売の商品ラインナップは、時代と共に変化を遂げています。

ルイヴィトンというブランドを世間に浸透させるための「ノベルティ」感覚のものから、一店舗限定の「特別感」溢れるバッグを展開するほどに。

この記事では、「限定」でファンの心を鷲づかみにしてきたルイヴィトンの魅力をご紹介します。

オープン記念限定アイテムで勢いをつけるルイヴィトン(LOUIS VUITTON)

ルイヴィトン・モノグラム・レシタル・ハンドバッグ・M51900・2002年表参道オープン記念・限定

ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)が展開する、国内店舗限定のラインナップは、場所に応じた特色を出したり、求めやすい価格帯でコレクション性のある商品もラインナップしています。

国内でのブティックオープンとなると、ファンからすれば一大行事です。

限定商品が発表されるのはもちろん「オープン時に行った」という証明となるような、手軽な商品があれば、後日周囲にアピール出来ますし、話題性も抜群。

ルイヴィトンは、そんなファンの心境を見事に満足させる商品展開で、自身の宣伝に一役買いました。

ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)オープン記念限定品は手軽さからスタート

ルイヴィトン/ダミエヴェルニ/ブレスレット/2001年札幌店オープン記念・限定

1999年、大阪心斎橋店で限定発売されたのが「ダミエエベヌブレスレット」と「ブラックブリーフケース」です。

気軽に購入できて、ルイヴィトンらしい商品を手にできるということで、人気を呼びました。

その勢いそのままに、2000年には神戸店をオープンし、記念のブレスレットが販売されました。

店舗によって異なるデザインのブレスで、3段階のサイズ調節が可能。

神戸店限定のブレスは、ホワイト系の明るいカラーで、男性女性問わず、ユニセックスに着用ができる商品となっています。

さらに2002年、表参道店で限定時計タンブールが発表され、2003年には六本木ヒルズ店でダミエリングやポシェットガンジュ、ノワールマルチカラーのブレスレットが登場。

新規オープンの度に、アイテム展開は人気に拍車がかり、より豪華な商品ラインナップに成長していきます。

ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)日本ファンを取り込むオープン限定品定義の変化

先にご紹介した、表参道店の限定腕時計「タンブール」は、ケース裏がモノグラム柄になっているのが特徴です。

そして、ルイヴィトンにおける、初のリストウォッチとして脚光を浴びたことで話題になったのです。

日本国内での知名度をぐんぐん上げていったルイヴィトンは、高級なイメージが強い表参道などの一等地に店舗を構え、国内でのセールスを伸ばしていきます。

そして、自信の表れを商品に反映していくことで、ブランドが世に知れているのだというアピールに変えました。

一流ブランドとして、プライドを確立したルイヴィトンは、最近では銀座店をオープン。

限定商品は、日本のおみくじをイメージして作られた斬新なバッグとなっております。

高くても欲しい！ステータスとしてのルイヴィトン(LOUIS VUITTON)オープン記念限定アイテム

日本国内での限定商品として、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)より販売された各ブレスレットは、海外の一部店舗でも展開されています。

手にしやすい価格帯と、店舗限定という特別感が評判となり、コレクションするファンも多くなっていきました。

ディスプレイしても、着用しても様になるブレスレット。

その上、限定という希少性がプラスされることで、ルイヴィトンはファンの購買意欲をくすぐることに成功。

結果、沢山のファンを獲得し、日本での名声を得ました。

最近の限定アイテムは、吟味して買うスタイルに変化していますが、それでも欲しいと店を訪れるファンは途切れることがありません。

その点も、ルイヴィトンが日本に根付いたことの証でしょう。

今後も成長していくルイヴィトンに、世間は興味深々です。

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