エルメスの名品、Hウォッチの魅力に迫ります!
1837年に『ティエリ・エルメス』が馬具工房を開業。
今やバッグやスカーフなどの永遠の定番アイテムを発表し、世界中の女性達を魅了するエルメス(Hermès、あるいはエルメス・アンテルナショナル社 (Hermès International, S.A.))。
そんなエルメスの定番でもある「Hウォッチ」の魅力をご紹介します。
目次
エルメスの時計の魅力とHウォッチ
エルメスと言えば皆様ご存知の通り1837年に高級馬具工房として開業しました。
しかしながら時代と共に馬での移動そのものの文化が廃れ、思い切って転換し開拓した分野がファッション分野です。
馬具制作の技術同様の質の高さとオリジナリティを大事にしたバッグや小物は全世界の女性達の憧れの革製品の1つとなっております。
1920年にエルメスファスナーの特許を申請し、1923年に世界初のファスナー付きバッグである『ブガッティ(後のボリード)』を発表しました。
さらに1935年に『サック・ア・クロア(後のケリー)』、1984年に『バーキン』と、エルメスの代表作と言われているこれらのバッグを次々に発表したのです。
さて、そんなエルメスの時計の歴史は思ったよりも古く、1920年頃から高品質なムーブメント制作技術を持つ『ジャガールクルト』や『ユニバーサル』などと組んで時計を作っておりました。
ムーブメント自体はすでに良いものを作っているところに頼み、自身はデザインに注力するやり方はファッション系のブランドとしては一般的ですが、さすがはエルメス。
時計事業を始めた当初からムーブメント屋さんとして非常に優秀である2社と組めるのは、やはりエルメスの商品自体の品質の高さを物語っていますね。
エルメスの時計は、『エルメスらしい』という言葉がぴったりな時計ばかりで、時計を単に『時間を測る』ものとしてではなく、美しいオブジェであることを大事にしながらも機能性を重視して作っております。
少し話が脱線してしまいますが、例えば『アルソー』という時計。
こちらの時計は革ベルトを固定する部分(ラグと言います)が曲線になっており、非常に優雅なイメージになっております。
このようなラグ周りのデザインは1920年代~1940年代頃の一般的な時計でよく使われていたデザインなのですが、1つ大きな欠点がありました。
現在よくある時計の革ベルトとは違い、ピン留めではなく革ベルトを縫い付けて時計に固定するデザインだったのです。
つまりベルトを取り替える時は縫い付けを切らなければならないので、基本的に革ベルトは使い捨てだったのです。
アルソーも同じような作りなのではと思っていたのですが実はそうではなく、革ベルトで上手に隠れるようにラグにピン留めできるデザインとなっているので、エルメスのショップに持っていけば、革ベルトを切断することなく交換できるのです。
その際革ベルトは返却してくれますので、交換したくなったらまたブティックへ足を運べば良いですね。
このように、デザイン性だけではなく機能性も重視しているのがエルメスの時計となっております。
そんなエルメスの時計ですが、皆様が思い浮かべる『エルメスらしい時計』といえばやはり『Hウォッチ』でしょう。
1996年に『フィリップ・ムケ』がデザインした時計で、エルメスの『H』モチーフをあしらったエルメスらしい時計のデザインの1本となっております。
文字盤自体は正方形となっており、現行のデザインはアラビア数字がまるで文字盤を囲むように並んでおりますが、シーズンによって文字盤の雰囲気やギョウシェ彫りの入り方が異なりますし、その時限定のカラーなどもありますので是非新品以外も探してみてください。
このミニマルながらも洗練されたデザインでありつつ、時間もしっかり読みやすい作りはエルメスならでは。
また、シンプル故に革ベルトの品質の良さもはっきりと感じられるデザインとなっております。
あなた好みはどの1本?Hウォッチの種類について
こちらでは、Hウォッチの種類についてご説明いたします。
『Hウォッチ TPM』
Hウォッチの中でも一番小さなサイズです。17.2×17.2 mmと小さめサイズのドレスウォッチとなります。
こちらに関しましては二連革ベルトタイプでドレッシーに使いたいですね。
黒や茶、ベージュなどの定番色の革ベルトも可愛らしいですが、ツヤ感がある赤やピンクなどの非日常的なカラーにしても可愛いと思います。
『Hウォッチ PM』
ビジネスなどの私生活でも使うなら、女性向けとしてはこちらのサイズが一番使いやすいでしょう。
21×21mmのサイズ感とクォーツムーブメントのおかげでストレス無い軽さと視認性の良さが魅力的です。
2017年に新作として発表された『ブラックラッカー/ステンレススチール製ケース』のタイプは、可愛らしさの中にキリリと引き締まった印象がビジネス向きだと思います。
『Hウォッチ TGM』
女性ならややカジュアルな雰囲気に、男性なら逆にドレッシーな感じにつけられるのがTGMサイズです。
30.5×30.5 mmの正方形なので円形のタイプよりやや大きめに見えますが、手首にきれいに沿うデザインなのでとてもしっくり馴染むデザインとなっております。
こちらの時計は時計自体に存在感があるので、1連の定番革ベルトで合わせてシックな雰囲気でつけるのがおすすめ。
『Hウォッチ HH1.110』
これまで載せてきましたHウォッチとは違い、縦が長めのより『H』型っぽい時計となります。
サイズは24.5×17.5mmというサイズ感は女性がつけるにはピッタリ。
また、こちらのモデルはステンレススチールブレスタイプが存在しております。
エルメスの時計のブレスレットは、例えばクリッパーの『H』が施されたブレスレットなど非常に特徴的なデザインのブレスレットとなっているところが大きな特徴です。
Hウォッチのブレスレットもよく見ると『H』が2つ並んだデザインとなっており、まるでジュエリーのようにつけられるデザインとなっております。
『Hウォッチ HH1210.260.UNO』
文字盤が12等分されてより見やすい仕様となっている『Hウォッチ HH1210.260.UNO』。
サイズは30×24.5mmとどのような場面でも使いやすいサイズです。
『Hウォッチ ロンド』
角型ではなく、ラウンド型のHウォッチとなります。
現行のデザインではないので中古を探すことになりますが、人とは被りたくない方にはピッタリ。
サイズは『HR1.510』は36mm、『HR1.210』は25mm程度となります。
『インターチェンジャブル』タイプで簡単なベルト交換もできちゃいます。
エルメスと言えばやっぱり革質の良さ。
バッグや財布の素材同様、革ベルトの品質にも全く妥協がありません。
例えば実用性とジュエリーらしさが可愛くてステンレスブレスのHウォッチを購入しましたが、秋冬はシックに革ベルトで使いたいななんて思っている方は、是非エルメスブティックで相談してみてください。
持っているバッグと同じエトゥープカラーにしたいとか、今季カラーのリザードに興味があるなどの要望をお伝えすれば、店舗に革ベルトがなかったとしてもオーダーすることも可能です。
基本的に古いタイプのHウォッチは革ベルト交換の際はブティックなどでの対応となります。
『でもできればBOUCHERON(ブシュロン)のリフレみたいに、自分で好きな時に交換して使いたい』というご要望が多かったのでしょう、新しいものは工具などを使わずに自分で革ベルトが交換できるようになりました。
替え方はとっても簡単。
革ベルトの背面にある突起をずらし、左右外すだけです。
なお、革ベルトをつける時には外す動作と逆の操作をするだけなので、これならわざわざブティックや時計屋さんに足を運ぶ必要なく自分で簡単に交換できてしまいます。
例えば、本体はステンレススチール製ケースに文字盤白とシンプルなものを選んで、革ベルトは赤クロコのレザー(二重巻き)、黒のレザー、エルメスらしいオレンジのレザーなどからその日の気分に合わせて好きなものを付け替えても良さそうです。
自分らしい1本は見つかりましたか?
エルメスらしさを全面に出したHウォッチ。
革ベルトが主体の時計で、高級時計にしては比較的お求めやすいお値段となっておりますので男性ウケもすごく良いでしょう。
今回紹介しませんでしたが、ターコイズカラーの文字盤やオレンジの文字盤など、文字盤自体が個性的なタイプもありますので、是非いろいろ探してみてくださいね。
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