コンパクトに使える縦長ショルダーバッグ「ルーピングGM」(M51145)
数多くのルイヴィトン(LOUIS VUITTON)製品を生み出してきたラインとしてモノグラムが有名です。家紋やL・Vを組み合わせた特徴的な柄であしらわれたデザインがブランドの存在感を引き出すでしょう。
今回ご紹介する「ルーピングGM」(M51145)は、モノグラムラインが施された縦長ショルダーバッグです。
すでに製造や公式販売が終了した廃盤製品ですが、A4のノートや常備アイテムなどを入れておけるため、現在でもたくさんの女性が使っているのです。
この記事ではモノグラムラインのワンハンドルバッグで知られるルーピングの魅力をご紹介します。
目次
中サイズのショルダーバッグ「ルーピングGM」(M51145)
カーブを描いたループ(loop-ing)の意味から名前が付けられたといわれる「ルーピング」は、ルイヴィトンの中でもスタイリッシュなワンハンドルバッグです。
- 縦長「ルーピングGM」(M51145)
- 一回り小さい「ルーピングMM」(M51146)
- 横長ミニサイズ「ミニルーピング」(M51147)
上記の3タイプがあり、種類が豊富なレディースもののショルダーバッグでしょう。
折り畳み傘や縦長財布、大きめサイズのポーチも簡単にしまえるため、遊びに出かける時だけでなく、仕事に必要な小物を入れて邪魔にならない省スペースバッグの使いやすさがいい感じです。
カジュアルな服装によく似合う
ラインの定番としてルイヴィトンに定着している柄なので、ブランドを知っているか・使用者の年齢などに関わらず、お気に入りのバッグとして気軽に現在流行のカジュアルな服装とあわせられます。
カバンの物持ちがよく、保管をしっかりと行い、丁寧に扱えば何十年と使い続けることができるでしょう。
裏地は明るい色でハンドルのカラーと合わせた色彩を意識しており、モノグラムラインのバッグに洗練された印象のカラーに上手く調和しています。
取り出すときに裏地(色)の主張が強すぎないので全体で統一感があり、外と内の濃淡に違和感もありませんね。
※ルーピングのサイズは、縦長の「ルーピングGM」(M51145)はW29.5×H33×D11.5(cm)、GMを小さくした「ルーピングMM」(M51146)はW22×H25×D10.5(cm)、横長ミニサイズの「ミニルーピング」(M51147)は、W28.0×H18.0×D8.5(cm)の全部で3つです。
廃盤後も愛用者が続出
2002年頃に製造されてから中古品として世に出回る「ルーピング」は、すでに廃盤となっています。
しかし、現在もルイヴィトン製品としてブランドの中古買取や質屋などで買取されており、近隣の中古ブランドショップなどでお求めやすくなっています。
若年層に人気のあるモノグラムですが、一時期の流行後に売却した、あるいは以前購入してしまい込んでいたルーピングを改めて手持ちのバッグとして使ってみたいという方もいるでしょう。
このように、さまざまな移り変わりのあるブランドバッグの中で、ルーピングの愛用者が増えています。
ではなぜ廃れたと思われたルーピングが現在も人気を得ているのでしょうか。次の特徴とあわせて4つ紹介しますね。
「ルーピング」の4つの特徴
長方形フォルム
縦長バッグの特徴を持つ「ルーピング」は長方形のフォルムをしたショルダーバックです。
「ルーピングGM」(M51145)はもちろんのこと、サイズを1つ落とした「ルーピングMM」(M51146)も同様に縦長です。
それほどサイズ感のないバッグなので、腕や肩に掛けて、荷物を取り出すときも手元からすぐに出して使えるので楽チンですね。
縦向きに保管したいファイルや書類、文具など縦長で整理しやすいアイテムを収納しやすいのもポイントの1つです。
水筒や飲み物など横にするとこぼれてしまうものも縦向きに入れられるので安心でしょう。
※「ミニルーピング」(M51147)のみ、横長の長方形フォルムです。
マチが広い
ルーピングの特徴として、正面から見ると普通の縦長の長方形をしたバッグに見えますが、横から見ると台形をしています。
そして、斜めから立体的に見ると、底が広く入り口に近づくにつれて狭くなるマチ(底)が特徴的です。
入れた荷物が下に固まりやすい縦長バッグでは、マチ広めに作られていて、等間隔のバッグに比べて収納力が高いでしょう。
着替えやタオルなど素材の軟らかい衣類製品を入れても入り口を圧迫することなく、底の方に整理できるのは嬉しいポイントでしょう。
それから、縦横のサイズが3cm程度の差しかなく、縦にも横にも収納を切り替えられるという利便性に優れています。
重力で上向きにしまった物がいつの間にか横になっていたりします。倒れても横向きに収納できるので長時間の持ち運びに不便がありません。
さらに、内側にはファスナーの付いた大きめのポケットがあるため、ハンカチや折りたたみ財布を個別に収納することも可能です。
ファスナー式
ショルダーバッグは貴重品を入れる機会が多く、防犯面で頼れるバッグを使いたいところです。
「ルーピング」は入り口がファスナー式になっていて、中の物がこぼれ落ちたり、手を入れて財布だけ抜き取るような行為ができない設計です。
財布は内ポケットに仕舞っておけばさらに安全性が増すので、海外旅行などスリの多い地域や交通機関の利用時にも安心して使えますね。
曲線のワンハンドル
ルイヴィトンのこだわりとして「ルーピング」の持つ部分はワンハンドルで作られています。その丸みを帯びた美しい形状は、肩にかけても良し、手に持っても良しです。
例えば、ベルト式のハンドルだとシワがよったり、片側によれたりします。
「ルーピング」の場合は、ハンドルが形状を記憶した固めのヌメ革でできているため、一般に普及するトートバッグのようなハンドルの垂れ下がないのは嬉しいですね。
また、ハンドルが上向きに固定されていないため、自由にカバンの側面にたらしたり、持つ時だけ上に起こしたりできます。いつでもどこでも掴みやすいでしょう。
※ハンドルの長さは固定なので、伸縮調節できません。リペアでハンドルを付け直したり長さを変えることは可能です。
使い方やおすすめシーン
縦長ショルダーバッグ「ルーピング」は、小柄なバッグでありながら小物を収納するのに十分なため、貴重品を持ち歩くさまざまなシチュエーションで利用していただけます。
旅行や長距離観光など荷物が増えるシーンで収納容量が不足すると思われる方は、普段使いとして利用したり、小物や貴重品だけを入れるバッグとして、常備するスタイルで使用しましょう。
サイズ感は大きすぎず小さすぎず荷物を入れてコンパクトに持ち運べることで、ジーンズやデニムにもフィットするコーディネートに良い味を出します。
仕事着やタイトスカートなどにもあうので、ごちゃごちゃとしていないすっきり感を演出することもできるでしょう。
もちろん、ゆったりとした服装にも似合うバッグなので、ファッションの組み合わせ次第です。
ルーピングはサイズが段々と小さくなるモデル。普通サイズの「ルーピングGM」(M51145)では少し大きくてもっと小柄なバッグが欲しいという場合もあるでしょう。
そんなときは、1サイズ下の「ルーピングMM」(M51146)やさらに小さい「ミニルーピング」(M51147)などを手元に置くと使い分けできます。
サイズから選べるカジュアルなショルダーバック
ルイヴィトンの縦長ショルダーバッグ「ルーピング」の概要や使い方についてご紹介しました。
ルイヴィトンの定番ライン、モノグラム・キャンパスと革のハンドルに曲線にまでこだわった細部のデザイン性をプラスした可愛いデザインをしていますね。
さらに、必要最小限の荷物を必要な時に持ち出したいとき、手ごろなサイズ感が魅力的です。
ダウンコーデやカジュアルコーデなどバリエーションが豊富なファッション性で魅了する「ルーピング」はいかがでしょうか。