ルイヴィトン(LOUIS VUITTON) リードPMとカタリーナBB
ルイヴィトンのなかで手軽に持てるスクエアハンドバッグと言えば、リードPMです。
ヴェルニやフルオのラインから出ており、その艶やかなデザインやカラーは、世の女性たちを魅了し続けてきました。
ところで、リードPMに形の似ているバッグがあるのはご存知ですか?
その名も、カタリーナBB。
一見すると形がそっくりなバッグですが、よく見てみると、異なる個所がいくつもあるのです。
誰もが驚くような、「知らなかった!」という細かいところまでご紹介します。
目次
リードPMとカタリーナBBの違いはなに?
ほぼ同じように見える「リードPM」と「カタリーナBB」ですが、違うところとは一体どこなのでしょう。
まずライン展開は下記の通り。
リードPM ヴェルニ、フルオ
カタリーナBB ヴェルニ、イカットフラワー
そして、リードPMにあってカタリーナBBにないもの。
それは、ハンドルの根元についている金色のボタンです。
ボタンには、LOUIS VITTONの文字がさりげなく入っています。
このボタンが付いていることで、カタリーナBBと比べると、少々華やかな印象です。
そして反対に、カタリーナBBにあってリードPMにないもの。
それは、バッグ開口部に口留めのDリングです。
バッグが開いてしまうことがないよう、アップデートされた重要ポイントです。
さらに!バッグの側面が、内側に折れるようなデザインのリードPMに対して、シンプルな平面的なカタリーナBB。
似ているようで、こんなにも違いがあるのです。
この先より、2つのバッグの詳細をご説明します。
ヴェルニラインの中で大人気!リードPM
リードPMの魅力は、なんと言ってもヴェルニの艶感と本体のスクエア形がマッチしていること。
ヴェルニ(verni)は、1998年のコレクションで誕生しました。
フランス語では”ネイル”や”エナメル”の意味で、その名前とバッグの印象がぴったり合っています。
本体ヴェルニの素材は、エナメル加工をしたカーフスキンにモノグラムの型押しをしたもの。
この”カーフスキン”とは、生後6ヵ月迄の仔牛革のことで、牛革のなかでは最高級と言われており、しなやかさが特徴です。
エナメルの意味の通り、見る角度によっては、特有の反射から違った色合いに見えることも魅力のひとつです。
カラーも豊富で、特に2005年春夏コレクションで発表されたカラーは洗練された各色が人気を得ました。
▶2005年春夏コレクションカラー
ノワゼット(M91134)
アンディゴ(M91335)
ペルル(M91336※写真のカラーです) 他
▶サイズ【約横22.5×縦18×奥行10.5】㎝
リードPMにそっくり!?カタリーナBB
カタリーナBBも、形はバッグ本体がヴェルニレザーでスクエア型、ハンドルはヌメ革の点はリードPMと同じです。
ですが、カタリーナBBは、バッグ全体にお花をあしらった上品且つフェミニンなデザインが登場しています!
特別なデザインとして女性たちを虜にしたお花のプリントが印象的な「イカットフラワー」です。
各色ごとにご紹介します。
ローズアイディアン
ビビットなピンク色と薄めのピンク色が混ざり合っています。
ローズ・ヴェルール
少しくすんだピンク色をベースに明るめのピンク色のデザインです。
グランブルー
“雄大な青”という意味の通り、濃いめのブルーです。
3色とも、鮮やかなお花の柄がバッグ本体に溶け込むようにデザインされています。
「イカット」とは、絣織(かすりおり)のこと。
東南アジアから沖縄へ伝わったと言われています。
たて糸とよこ糸を部分的に色が染まらないように糸などで縛ってから染め上げ、その糸を織り上げて紋様をあらわしたものを絣(かすり)と言うそうです。
「絣」とヴェルニの「艶」というなんとも異色のコラボレーションが、私たちを魅了してくれるアイテムです。
残念ながらすでに廃盤となっているため、見つけた際には是非お手に取って見ていただきたいアイテムです。
※写真の型番は、(M90039)です。
リードPMとカタリーナBBどちらを選ぶ?
似ているようで細かいデザインで異なるとことがあるこの2つのバッグ。
こういった小さな違いも、実際に持ってみると見た目の印象ががらりと変わるポイントなので、じっくり選びたいですね。
シンプルな形なので、年代問わず、親子2代、3代…と、長きにわたってお使いいただけるバッグです。
※記事の内容やサイズ、ライン等は現時点での弊社調べとなります。
今後ルイヴィトン公式情報にて改定がある場合もございますので、予めご了承ください。
問い合わせ先 / リファスタ
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