冒険家に愛される時計ファーブル・ルーバ「FAVRE-LEUBA」の魅力を紹介
時計好きなら誰もが知っているブランドファーブル・ルーバ。ファーブル・ルーバは、冒険家の間で実用性の高い時計として確固たる地位を築き、世界中の人々から愛されています。また、実用性以外にもファッショナブルなデザインが人気であり、若者からビジネスマンに需要があります。今回は、そんなファーブル・ルーバの歴史や愛される理由、定番モデルについて詳しく紹介します。
目次
ファーブル・ルーバとは
世界で2番目に古い時計ブランドとされるファーブル・ルーバ。冒険家に愛される時計ブランドとして世界的に人気を博しています。
とくに、世界中の時計愛好家がファーブル・ルーバを知るきっかけとなった代表的な時計が2つあります。一つ目は、世界初の高度計を搭載した「ビバーク」(1962年)、二つ目は、世界初の水深計を搭載した「バシィ」(1968年)です。
国内ではクリストフ・ルメール騎手や、東京スワローズ所属の小川泰弘投手、仮面ライダージオウの主人公である人気若手俳優の奥野壮氏などがいます。
ファーブル・ルーバは、時計に実用性の高い機能を加え、時計産業に革命を起こしたパイオニアとして幅広い世代から愛されています。
ファーブル・ルーバの歴史
歴史あるファーブル・ルーバの礎を築いたと言われる初代アブラハム・ファーブルは、2019年から遡ること283年前の1737年に高級時計ブランド店として創業しました。
現在も続くファーブル・ルーバは、驚くことにアブラハム・ファーブル子孫によって8世代継承され、一族で経営を続けています。
一族の製造技術の継承はもちろん、時計も新モデルは、旧モデルからコンセプトやデザインを受け継ぎさらなる革命を生んでいます。
そんな、ファーブル・ルーバは、19世紀に懐中時計で各国から様々な受賞を得たことから始まり、その販路を開きました。
また、クロノメーターの父と呼ばれた「J・M・ウーリエ」もファーブル・ルーバの一員だったこともあり、20世紀には、天文台のクロノメーター検定で歴代に名を残す成績を納めています。このことからもファーブル・ルーバは、精密な時計として世界中に認知されているのです。
ファーブル・ルーバが愛される理由
ファーブル・ルーバは、創業から2019年で283年を迎える老舗ブランドです。しかし、なぜそんなにも長い歴史を歩み続けることができたのでしょうか。
次は、ファーブル・ルーバが愛される理由についてお伝えします。
世界初への挑戦
ファーブル・ルーバは、常に世界初への挑戦を続けています。
世界初への挑戦は、創業当時から続いており、愛用者の期待を裏切らない革新を続けています。
例えば、ダイバーに愛され続けるバシィモデル。
1960年に発売された「ウォーターディープ」は、歴史と共に形を変え1963年「ディープブルー」が登場、さらに進化を遂げて世界初の水深計を搭載した「バシィ」となりました。
バシィの誕生から50周年の2018年にバシィのDNAを継承し、新たに「レイダー・バシィ120メモデプス」が誕生。レイダー・バシィ120メモデプスは、世界初の水深120mまで計測可能な機械式時計として時を経て生まれ変わったのです。
歩みを止めず挑戦し続ける姿は、ファーブル・ルーバの愛好家に感動を与え、愛され続ける理由となっています。
継承され続けるデザイン
ファーブル・ルーバの時計は、傑作品とされた過去のデザインが継承された新モデルが多数存在します。
代表的な過去の傑作モデルから継承を受けた時計にレイダーコレクションがあります。
レイダーコレクションは、ディープブルーのインデックス、バシィの長短針など、過去のDNAをそのまま受け継いでいます。
長年愛用してきたファーブルーパーの愛用者は、変わらないフォルムとブランドのコンセプトに愛着を持ち続けており、それがファーブル・ルーバの魅了となっているのです。
ファーブル・ルーバを持つということ
ファーブル・ルーバが持つイメージはどんな物でしょうか。
ファーブル・ルーバは、「デザインがかわいい」「実用性が高い時計」「アスリートが御用達」など、様々なイメージがあります。
ファーブル・ルーバは、ビジネスからカジュアルまで着こなせるモデルが多いため、若者からも人気です。
ですが、この記事を読まれた方は、実用性に高い時計というイメージに加え、ファーブル・ルーバの世界初への情熱と歴史の深さを理解していただけたのではないでしょうか。
ファーブル・ルーバの魅力に触れると、所有した時もより一層楽しめるでしょう。
ファーブル・ルーバを代表する定番モデル
ファーブル・ルーバを知り、魅力を感じていただけた方もいるのではないでしょうか。ここでは、ファーブル・ルーバを代表する定番モデルの時計を、歴史ある2つからご紹介しましょう。
バシィ
引用元:楽天市場
バシィは、オリジナルモデルが1968年に誕生し、機械時計の内部に水を取り込み水圧を測定して、水深表示へと変換する世界初の水深計が話題となりました。
さらにオリジナルモデルのレトロフューチャーデザインとして、2018年に世界初の水深120mの測定を可能にした「レイダー・バシィ120メモデプス」が誕生しています。
最新モデル「レイダー・バシィ120メモデプス」は、最大深度が記録できる機械式の「メモデプス」を新たに搭載。防水性に富み、水深性も最大200mと強度を増し、ダイバーご用達モデルとなっています。
ビバーク
引用元:oomiya
ビバークのオリジナルモデルは、1962年に世界初の高度計を搭載したのが始まりです。その後、コンセプトやデザインを継承し、2017年に進化を遂げ「レイダー・ビバーク 9000」が発表されました。
レイダー・ビバーク 9000は、海抜9000mというエベレストよりも高い高度の測定ができる高性能モデルです。2017年には、世界時計編集者が選ぶウォッチスターズでも2017・18年と通年でNewスターズ部門に受賞しています。
機能性に長けるレイダー・ビバークは、あらゆる冒険家にとって最高の時計として人気です。
ファーブル・ルーバを買う際に
ファーブル・ルーバを購入しようと考えた時に、新品か中古、さらに正規品か並行輸入品か迷ってしまうでしょう。メリットとデメリットを考え、自分に合ったファーブル・ルーバを見つけて下さい。
新品か中古か
ファーブル・ルーバを買うと決めた時に新品か中古のどちらを選ぶか迷いますよね。
新品の良さは、憧れである時計の最初のオーナーになれる所有感が大きいでしょう。また、傷や機能の心配をする必要なく購入ができます。
ですが、新品なので値段は中古に比べてもちろん高いです。新品へのこだわりがない方であれば、中古で問題ないでしょう。中古であれば、購入価格をおさえることが可能です。
また、ファーブル・ルーバは、歴史が長く世界的に人気があるため、売る時は比較的高値で売ることができます。
さらに、中古品でも新品でも売る時は、状態によって値段が決まるので、長期的に見て売ることを前提にした場合、中古品の方が良いかも知れません。
正規品か並行輸入品か
購入の際は、正規品と並行輸入品のどちらを選ぶかを考えましょう。
ちなみに、並行輸入品とは、正規代理店などの契約をしていない法人・個人が独自のルートで販売をしている商品のことです。
ですので、並行輸入品の場合、正規品のように販売価格に縛りがないため、格安で購入できるケースがあります。
しかし、正規品ではないため、偽物を販売していたり、アフターサポートやメンテナンスが受けられないというリスクもあります。
安心、安全に購入したいのか、それとも安く購入したいのかを選び決める必要があるでしょう。
おわりに:ファーブル・ルーバは「冒険を共にする相棒」
ファーブル・ルーバは、冒険家と共に新たな進化を遂げ続ける時計です。
ファーブル・ルーバを身に着けるということは、長い旅の相棒を手に入れた言っても良いかもしれません。
ファーブル・ルーバを買おうか悩んでいる方は、ファーブル・ルーバの魅力を知った上で自分に合った最高の一品を探してみて下さい。