エルメスのファッションジュエリーの歴史とバッファローホーンのペンダントをご紹介

世界中の女性の憧れであるラグジュアリーブランド「エルメス」。

高級な革小物を扱うイメージが強い「エルメス」は敷居が高く、革製品は高価すぎてなかなか手が出ないという人も少なくありません。

しかし、中には5万円以下で手に入る人気の製品も存在します。

今回は、「エルメス」の数ある製品の中でも5万円以下で手に入るバッフォロー・ホーンで作られたファッションアクセサリーを「エルメス」の歴史と絡めてご紹介します。

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エルメスの歴史

「エルメス」は、1837年に創業者であるティエリー・エルメスが高級馬具を製造するアトリエをフランスのパリに構えたことからスタートしました。

安全性の高さと丈夫さが重視される馬具の製造は、最高級の素材を用いて高度な職人技によって作り上げられます。「エルメス」の馬具は、その確かな品質が認められ、ヨーロッパ貴族の御用達となり、最高峰の馬具を製造するブランドとして認知されていきました。

しかし、20世紀が始まると人々の移動手段が、馬車から自動車に変わり始めました。「エルメス」の社長エミール・エルメスは、馬車の衰退をいち早く予見。それまでは、高級馬具の製造業を軸としていましたが、時代に取り残されないようブランドの存続をかけて新たな事業に参入することを試みたのです。

まだ馬車での移動が主流だった1990年にブランド初のバッグ「オータクロア」を発表しました。馬具を収納する為に作られた丈夫なこのバッグは、当時の顧客の間で受け入れられ人気を博しました。「オータクロア」の成功を皮切りにエミール・エルメスは人々の移動手段の変化に対応する為、鞄や小物などの革製品を次々に作り出しました。革新的なアイデアを用いてファッション業界に衝撃を与えた世界初のファスナー付きのバッグ「ブガッティ」など、数々の名品を生み出しました。

高級馬具の製造で培った高い職人技術と最高の素材を用いて生み出される「エルメス」製品は、ヨーロッパの上流階級を中心にその人気は広まっていきました。

こうして、ファッションブランドへと転身することに成功した「エルメス」は、革製品だけでなくスカーフや香水、時計や靴などのライフスタイルを彩る様々な新しい製品を次々に生み出しました。中でも、今回は「エルメス」の歴史としては、あまり知られていないファッションジュエリーの製造の歴史に焦点を当てていきたいと思います。

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エルメスのファッションジュエリーの歴史

「エルメス」がアクセサリーを作り始めたのは1920年代のことです。

当時、「エルメス」は猟犬を守るための首輪を製作していました。ある女性顧客から、首輪を引き伸ばしたデザインのベルトが欲しいという要望があり、犬の首輪から着想を得てスタッズやレザー、鈴を使用したアクセサリー「コリエ・ド・シアン」の原型となる製品を作り出しました。

その後、1938年には船と陸を結ぶ錨から着想を得てデザインされたシルバーアクセサリー「シェーヌ・ダンクル」を発表しました。「シェーヌ・ダンクル」はその後、ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクターピエール・アルディによって1970年代の若者のシンボルであった安全ピンから着想を得た「シェーヌ・ダンクルパンク」として新たなラインが追加されるなどして、発売から80年以上経過した今でも入手が困難になるほど大人気のシルバー素材のファッションジュエリーとして人気を博しています。

また、「エルメス」のファッションジュエリーの中でも認知度が高いのは、頭文字であるHをモチーフにした可愛らしい「アッシュ（H）」シリーズや、ケリーのバッグの金具から着想を得て作られた細身のレザーブレスレットなどがあります。

数あるハイブランドの中でも、「エルメス」は革製品を主力に製品を展開していますが、ご紹介したようにファッション・アクセサリーも非常に人気が高いです。

ブランドが掲げている年間テーマに沿った洗練されたデザインと、作り手の熟練技が融合した逸品です。

「エルメス」のファッション・アクセサリーは革製品と同様に、熟練の職人が一つ一つ丁寧に作り上げている点も魅力ですし、何より革製品に比べると10万円以下で手に入る製品が数多くある為、手が出しやすいです。

今回は、数ある「エルメス」のファッション・アクセサリーの中でも3万円代からで手に入れることが可能なバッファロー・ホーンシリーズのアクセサリーをご紹介致します。

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バッファロー・ホーンとは

バッファロー・ホーンは、水牛の角のことを指します。水牛の角は古くから、加工品として人々の生活における様々な装飾品に用いられてきました。例えば、ペンダントやブレスレット等のアクセサリー類であったり、メガネやサングラスのフレーム等の日用品に用いられています。

水牛の角は一頭一頭異なる為、全く同じ色や柄、風合いのものは2つとして存在しません。

また、古来より、心を穏やかにして精神を強くし、邪悪なものをよせつけない魔除けの力を持つパワーストーンとして装飾品に用いられてきました。

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バッファローホーンシリーズ

「エルメス」で扱うバッファロー・ホーンは自然ならではの独特な風合いと、熟練のベトナム漆職人による技術が融合し、見事に磨き上げられた美しい艶感が特徴的です。また、その存在感の割には、軽やかなので着用していてもストレスを感じる事なく、コーディネイトのスパイスとして活躍するアクセサリーです。

「エルメス」で展開しているバッフォロー・ホーンシリーズのアクセサリーをご紹介します。

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イスムペンダント

「イスムペンダント」国内定価36,000円（ 税込39,600円）

「イスムペンダント」は半分はベトナム産のバッファロー・ホーン、もう半分はベトンで作られています。

調整可能なワックスコットンストラップがついていて、50㎝から90㎝まで調整が可能です。ペンダントトップのサイズは7㎝×６㎝の大ぶりなので存在感があります。

デザインはシンプルですがストラップが比較的長めでトップも大きめなので、コーディネイトのアクセントになるペンダントです。

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アトラージュペンダント

「アトラージュペンダント」は、「エルメス」のエスプリである乗馬のハーネスから着想を得ています。

上品なのに存在感があり、大胆なデザインが「アトラージュペンダント」の魅力です。ペンダントトップは、ベトナム産のバッファロー・ホーンを使用しており、自然素材の為、風合いが一つ一つ異なります。エレガントなデザインにホーンの個性が加わり、「エルメス」らしいクラシックでタイムレスなペンダントです。

革紐は取り外し可能で、アレンジが可能です。

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アミュレットペンダント

「アミュレット」エスケトルPM　国内定価39000円（ 税込42900円）

2020年に発売された「アミュレット」シリーズ。

「アミュレット」シリーズはベトナム産の水牛の角と、フランスで作られたゴールドプレーテッドされた真鍮を組み合わせた「エルメス」のエスプリを融合させたペンダントです。

こちらはのペンダントトップは馬具の馬銜をバッファロー・ホーンを用いて表現しています。

小ぶりなペンダントで、素材もバッファロー・ホーンと真鍮なので着け心地は非常に軽くストレスフリーで着用できる点も魅力です。

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バッファローホーンのアクセサリーはこんなスタイルにおすすめ

バッファロー・ホーンのアクセサリーは、一見「エルメス」のペンダントとわからないぐらいブランドの主張がありません。その代わり大ぶりな為、高級感と存在感は抜群です。その存在感ゆえに、どんなコーディネイトに合わせるか悩ましいと思います。

バッファローホーンシリーズのアクセサリーと合わせるおすすめのコーディネイトをご紹介します。

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ニットワンピースに合わせて大人っぽく

バッファロー・ホーンシリーズのペンダントは、「エルメス」らしい高級感だけでなく存在感のあるアクセサリーです。

ドレススタイルに合わせる場合は、べっこうがカジュアルなイメージなので、ざっくりしたニットワンピースと合わせて大人っぽくコーディネイトしてみては如何でしょうか。

ニットワンピースに合わせるなら、ロングストラップの「イスムペンダント」や、「アトラージュペンダント」がおすすめです。「エルメス」らしい上品でシンプルな洗練されたスタイルが仕上がります。

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シャツとパンツスタイルに合わせてかっこよく

バッファロー・ホーンシリーズのペンダントをマニッシュに着用したい場合は、シャツとパンツスタイルといったシンプルな定番コーディネイトと合わせてみては如何でしょうか。

チェーンタイプの「アミュレットペンダント」なら、バッファローホーンとゴールドプレーテッドの真鍮の組み合わせが非常に華やかなので、顔まわりや首元を華麗に演出してくれます。シンプルなシャツとの相性は抜群ですよ。

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まとめ

「エルメス」の長い歴史の中で、革小物に比べるとあまり知られていないファッションジュエリー。ご紹介しましたバッファロー・ホーンシリーズのファッションジュエリーは、「エルメス」を代表する「バーキン」や「ケリー」等の人気ぶりに比べると、比較的手に入りやすいアイテムですし、価格も3万円代から手に入れる事ができます。

ファッションジュエリーはライフスタイルを彩り、コーディネイトの仕上げに欠かせないアイテムです。「エルメス」のファッションジュエリーを身につけると、気持ちがポジティブになり、自信が湧いてきます。ワンランク上の自分になれるような気がするのも「エルメス」アイテムの持つ力ですね。

「エルメス」の革製品が、高額すぎてなかなか手が出ない方は、ご紹介したバッフォロー・ホーンシリーズのアクセサリーをまず手に取ってみては如何でしょうか。着け心地が驚くほど軽やかでストレスフリーなバッファロー・ホーンのペンダントは、洗練されたデザインと高級感が魅力です。一度着用すると、その魅力の虜になることは間違いありません。