エルメスのカジュアルバッグといえば！！ガーデンパーティの特徴と魅力をご紹介

「エルメス」のバッグといえば、「バーキン」や「ケリー」が代表的ですが、カジュアルな装いに気兼ねなく持つことが出来る「ガーデンパーティ」も根強い人気を誇っています。

デイリーユース出来る「エルメス」バッグとして学生やビジネスウーマンを中心に支持されています。

今回は「ガーデンパーティ」の特徴や魅力、サイズ展開と素材についてご紹介したいと思います。

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ガーデンパーティの誕生

「ガーデンパーティ」はその名前の通り、ガーデニング用としてデザインされました。ヨーロッパでは園芸が盛んで、ガーデニングに使う用具などを収納する機能的で実用的なバッグとしてつくられたことが始まりです。元は「ガーデン」と言う名のバッグで、後にシリーズ化して「ガーデンパーティ」が誕生しました。

園芸に必要な道具は、ハサミであったり、スコップ、ガーデングローブやコテといった重量感のあるものばかりです。こういったガーデンツールを充分に収納するには耐久性に優れていなければなりません。「ガーデンパーティ」は収納力、耐久性に特化しており、「エルメス」で展開するバッグの中でも1、2位を争うほど丈夫なバッグです。実用性に加えてエレガントで機能的なデザインの為、高い人気を誇るようになり、広く認知されるようになりました。

「ガーデンパーティ」は1892年に園芸用品を収納する為のバッグとして元となる「ガーデン」が発売されて以来、実に130年もの長い間、「エルメス」のカジュアルバッグを代表するアイコニックなモデルとして愛され続けています。

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ガーデンパーティの特徴

シンプルで洗練された外観が魅力の「ガーデンパーティ」ですが、他の「エルメス」バッグと違ってどういった特徴があるのでしょうか。

収納力

「ガーデンパーティ」の最大の特徴は、なんと言ってもその収納力の高さです。

台形のフォルムでマチがしっかりとあり、内装に仕切りがない為、大容量の荷物を収納することが可能です。また、マグネット式のワンボタンなのでスムーズに開閉することが出来、間口も大きく開くので物の出し入れがスムーズです。「バーキン」や「ケリー」などと比べると、非常に使い勝手が良い点が特徴です。

内装に仕切りはありませんが、内側の側面に小さいポケットが備わっている為、鍵やスマートフォンなどの小さな貴重品を収納できます。

シンプルな無駄のないデザインなので見た目以上に収納力があり、荷物が多い人にとっては重宝します。

サイズのバリエーションが豊富なので、各サイズによって収納力は異なりますが、どのサイズも見た目以上にたくさん荷物を収納できます。

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耐久性

「エルメス」のバッグは、確かな職人の技術を用いて、細部まで手作業でしっかりと縫製されています。その為、耐久性に優れていて、沢山荷物を入れても耐えられる作りとなっています。

「ガーデンパーティ」は、元は重量感のあるガーデニング用品を収納するバッグであっただけあって、先ほども述べましたがその耐久性の高さは「エルメス」バッグの中でも1,2位を争います。

雑誌や参考書、書類などの重たい荷物を沢山詰め込んでも耐えれるように設計されているので、通勤・通学用のバッグに最適です。

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比較的リーズナブルな価格帯

「ガーデンパーティ」は、「エルメス」のバッグの中では比較的リーズナブルな価格帯の為、手が届きやすい点も魅力です。その為、学生が通学用として持つファースト「エルメス」として選ばれることが多いです。特にキャンバス地のトワルアッシュの「ガーデンパーティ」PMサイズは女子大学生の通学定番バッグとして2000年代に絶大な人気を博し、一世を風靡したことは記憶に新しいです。

比較的リーズナブルとはいっても、「ガーデンパーティ」にはオールキャンバスのものは展開がない為、トワルアッシュ地とレザーが組み合わさったもので定価25万円以上です。オールカーフのネゴンダやカントリーで45万円以上しますので決して安いバッグと言うわけではなく、さすが「エルメス」バッグといったところでしょうか。

それでも「エルメス」を代表する「バーキン」や「ケリー」、「ボリード」に比べると比較的安く、耐久性にも優れている為、ロングセラーの定番モデルとして根強い人気を誇り続けています。

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豊富なサイズバリエーション

「ガーデンパーティ」には5種類のサイズバリエーションが展開します。

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小ぶりで女性らしい最小サイズTTPM

TTPM 横幅23㎝×高さ16㎝×奥行き10㎝

小ぶりな外観が可愛らしくて人気のサイズTTPMは、実用性よりも見た目重視のファッションアイテムとして選ばれています。

横幅が23㎝としっかりあるので、小さめの長財布や二つ折り財布なら難なく入りますので使い勝手はそう悪くはありません。貴重品だけを入れて持ち歩くのに最適なサイズです。

最近のコンパクトバッグの人気上昇に伴い、TTPMサイズにも人気の火がつきました。2021年現在、「ガーデンパーティ」のTTPMは、中古市場において価格が高騰しています。

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お出かけにちょうど良いTPMサイズ

TPM 横幅30㎝×高さ21㎝×奥行き14㎝

TPMは、A4サイズの書類がはみ出てしまいますがA5サイズの書類ならちょうど収納することが可能です。

長財布、スマートフォン、化粧ポーチなどの貴重品に加えてペットボトルや書類も難なく入って使い勝手が良くお出かけに持つのに最適です。

小ぶりなサイズ感なので小柄な女性でもバランス良く持てます。

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定番のPMサイズ

PM 横幅36㎝×高さ26㎝×奥行き17㎝

「ガーデンパーティ」といえばPMサイズと言っても過言ではないくらい定番で一番人気のサイズです。

A4サイズの書類がすっぽりと収納でき、貴重品に加えて日傘やペットボトルまで難なく収納出来る為、通勤や通学、ビジネス仕様として大活躍します。

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定番よりひとまわり大きいMMサイズ

MM 横幅42㎝×高さ30㎝×奥行き18㎝

定番のPMサイズよりひとまわり大きいMMサイズは、特に荷物の多い方におすすめです。

マザーズバッグとしても人気があります。

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旅行にも使えるGMサイズ

GM 横幅49㎝×高さ36㎝×奥行き25㎝

最も大きいGMサイズは、1泊程度の旅行などに使えるサイズです。

耐久性にも優れていて大容量収納することが可能なので、ボストンバッグのように旅行鞄として扱われることも多いです。

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素材のバリエーション

「ガーデンパーティ」には定番のトワルアッシュ地の他にもカーフレザーのものファブリックのものが展開しています。

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ガーデンパーティといえばトワルアッシュ地

• トワルアッシュ　30㎝　参考上代¥284,900（税込）
• トワルアッシュ　36㎝　参考上代¥304,700（税込）

2000年代に一世を風靡したと行っても過言ではない、トワルアッシュ地の「ガーデンパーティ」です。ハンドルと底の部分がレザーになっている、トワルアッシュ地とカーフレザーのツートーンタイプが最もポピュラーです。

トワルアッシュ地は、「エルメス」を代表する最もオーソドックスなキャンバス地です。2種類の異なる糸を平織しているので、摩擦に強く、傷や汚れにも強く耐久性に優れています。その上軽い為、デイリーユースに使いやすい素材としてトワルアッシュ地は、登場して以来、世界中の女性から支持されています。

ちなみに「バーキン」や「ケリー」を初め、「エルメス」の代表的なバッグにもトワルアッシュ地は使用されています。

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オールレザーのネゴンダ

• ネゴンダ30㎝　参考上代¥457,600（税込） 
• ネゴンダ36㎝   参考上代¥482,900（税込） 

2007年に登場したオールレザーの「ガーデンパーティ」です。「エルメス」で全て革を使用しているボリード等と比較するとお手頃な価格帯で手に入る為、人気が高いです。

ネゴンダは、雄の仔牛の革で見た目や質感はトゴによく似ていますが、トゴよりも柔らかくシボが大きい点が特徴です。ネゴンダは主に「ガーデンパーティ」で使用されている革です。

トワルアッシュ地だとカジュアルになりすぎてしまうという声に応えて登場したネゴンダは、きちんと感があり、フォーマルな場面にも使えるのでとても人気のある素材です。

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カントリー

• カントリー30㎝　参考上代¥457,600（税込）
• カントリー36㎝　参考上代¥548,900（税込）

ネゴンダと良く似ていて比較対象に上がるカントリー。人気のオールカーフ素材のネゴンダとカントリーは価格の差がありません。

カントリーも雄の仔牛を使用していますが、ネゴンダとの違いはプレス加工が施されていて、少し質感が硬めで厚みがありかっちりとした印象です。

2012年に登場した比較的新しい素材で、主に「ガーデンパーティ」に使用されいます。

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ロカバール

ロカバールとは、黄色と赤とネイビーのトリコロールカラーのボーダー柄のことで「ガーデンパーティ」以外にもその他の「エルメス」バッグやマフラー、ブランンケット等に使われています。素材は温かみのあるウール素材です。

ロカバールと言う名前は、1930年頃、馬具を制作する職人が、馬用のブランケットのボーダー柄をロカバールと名付けたことが由来と言われています。

温かみのあるウール素材と、上品なボーダー柄がお洒落で人気を博しています。

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ガーデンパーティを持つおすすめの場面

「ガーデンパーティ」を持つのにおすすめの場面を素材とサイズで分けてご紹介します。

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通勤・通学にはトワルアッシュのPMサイズ/MMサイズがおすすめ

「ガーデンパーティ」のトワルアッシュ地といえば、大学生の通学バッグとして2000年代に大流行しました。2021年現在も、通学鞄として根強い人気を誇っています。

大容量収納することが出来て、重い荷物にも耐えることが出来る「ガーデンパーティ」は、通勤・通学に最適なバッグです。「エルメス」人気に伴い、比較的リーズナブルに購入することができる為、学生に人気が出たことも頷けます。

シンプルな無駄のない洗練されたデザインなので、デニムパンツにシャツ、足元はスニーカーといったカジュアルな通学スタイルに合わせて持っても良く合いますし、フォーマルなスーツスタイルにも相性が良いです。特に、通勤・通学にはA4サイズの教科書や書類がすっぽりと収納できる定番のPMサイズとMMサイズがおすすめです。

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お出かけにはネゴンダ/カントリーのTTPM/TPMがおすすめ

トワルアッシュ地に比べてオールレザーのネゴンダとカントリーは上質な皮の質感でクラス感があり、カジュアルなスタイルにはもちろんワンピースやジャケットスタイルなどのお出かけコーディネイトにも最適なバッグです。

お出かけコーディネイトには、貴重品がすっぽり入る程度の大きさの小ぶりなTTPMとTPMがおすすめです。

「ガーデンパーティ」は、大容量収納できるトートバッグのイメージが強いですがオールレザーのTTPMやTPMですとそんなイメージを一新することが出来ます。

エレガントな装いに「ガーデンパーティ」を持つ場合は、「ツィリー」や「カレ」をハンドルに巻いてリボン結びにアレンジしたり、バッグチャームで可愛らしく個性的なアレンジを加えてみても良いですね。

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まとめ

「ガーデンパーティ」は、シンプルで無駄のない洗練されたデザインが魅力で、熟練の職人が丁寧に縫製してバッグを作り上げている為、耐久性に優れており、見た目以上に大容量の荷物を収納することが出来る優秀なバッグです。

キャンバスのトワルアッシュ地であれば、20万円代から購入することが出来るため、比較的手が出しやすい価格も魅力です。

「ガーデンパーティ」は素材とサイズによっては、エレガントにも持つことが可能ですので10代からシニア世代の「エルメス」ファンまで幅広く支持されています。

1892年に誕生して以来、130年近く愛され続けている王道の「エルメス」を代表するカジュアルバッグといっても過言ではありません。

デイリーユースにガンガン使える使い勝手の良いバッグを探すなら、「ガーデンパーティ」の購入を検討してみてはいかがでしょうか。「エルメス」らしい上質な質感とクラス感を楽しむことが出来ますよ。