モノグラムの新ラインで登場したボディバッグ「バムバッグ」
ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)の有名なラインとしてモノグラムは多くの人に親しまれています。
今回ご紹介する「バムバッグ」(M44812)は、モノグラムで知られるアンプラントのレザー(牛革)を使用したウエストポーチ型のボディバッグです。
日本のルイヴィトン公式ショップで現在も販売されていて、ファッションにあわせたり、ちょっとした小物やポーチなどを収納できるので、多くの女性から人気を集めています。
この記事ではモノグラム新ラインの新たな可能性を追求したバムバッグの魅力をご紹介します。
目次
小型のボディバッグ「バムバッグ」(M44812)
バムバッグ・シリーズの中でもアンプラント・レザーにエンボス加工が施されたウエストポーチ型のボディバッグです。
バムバッグのラインであるアンプラントは、モノグラムで廃盤となったグラセやマットの後釜として完成したものです。
2010年に登場したレディースを意識したラインで、「バムバッグ」(M44812)には2014年に発表されたノワール(カラー)が施されています。
女性のファッション・利便性を追求
ボディバッグの多くは、ウォーキングや登山などスポーツ用の製品がですが、「バムバッグ」は大人の女性向けファッションにあわせられるので、シックな装いのときにも持ち運べます。
日常シーンやお買い物、お出かけなどに幅広く使えるのはもちろんのこと、体や腰に掛けて移動できるので、両手をふさがないのが優れた点です。
また、ショルダーバッグと比べても、肩への負担が少なく、姿勢を変えたときにバッグがずり落ちたりしません。
※サイズは、幅23.0x高さ16.0x奥行き10.0cmの1種類のみです。
モノグラム・キャンバスの別モデル
別製品には、スポーツ向けの服装をカジュアルに決めてあわせられる同型のモデルがあります。ヌメ革にモノグラム・キャンバスを施した「バムバッグ」(M43644)です。
今回の「バムバッグ」(M44812)とは異なります。どちらもLouis Vuitton Parisの印字が特徴的です。
では、なぜこれほどまでバムバッグシリーズや今回取り上げる「バムバッグ」(M44812)は、新たな製品が生まれてきているのでしょうか。そこで、次の4つの特徴などとあわせて紹介しますね。
「バムバッグ」の4つの特徴
丸みを帯びた逆三角形のフォルム
ボディバッグといえば、同じルイヴィトン製のブルックリン(N41101)のような四角のフォルムを想像するかもしれません。
しかし、「バムバッグ」は横に長い楕円形で逆三角形のフォルムをしています。
ウエストポーチではよくあるスタンダードな形状です。
他の四角い製品だと、体に装着した時に違和感がありますが、「バムバッグ」はその丸みとスタイリッシュな形状からくるフィット感で動きやすさを演出してくれます。
内部は茶系統のカラーで統一されています。その上で、フォルムの形状に合わせて底が丸みを帯びているので、デメリットとして長方形の書類や厚みのある弁当箱や重箱などを入れるのが難しいことでしょう。
一方、化粧品やペットボトルの飲み物などを収納することが可能です。
ちなみに、「バムバッグ」は背面ポケットが1つあります。
荷物を入れた残りのスペースには、ポケットティッシュやハンカチ、貴重品の鍵や折りたたみ財布などを収納するのに向いています。
厚みのある長財布やタオルをしまうには容積が足りないので、あくまでも大荷物ではなく日用品の範囲内での持ち運びに便利なバッグです。
型番の違うカラーリング「バムバッグ」(M44836・型番違い)
補足として、「バムバッグ」(M44812)のカラーは、黒やグレーなどの落ちついた服装に合うノワールの1種類のみですが、もう一つ「バムバッグ」(M44836・型番違い)のカラーにはクレームが使用されています。
そちらは普段のファッションから派手目の服装、ビビッド系統のカラーにも合うでしょう。
両者を見たときの違いは、革のライニングがノワールではテキストタイプなのに対して、クレームではマイクロファイバー(のぶつぶつ感)になっていることです。
トップハンドル
「バムバッグ」は、ボディバッグとして肩から斜めに掛けるだけでなく、手にかけて持ち歩けるハンドバッグの性質も兼ね備えています。
バッグの上部には、トップハンドル(カバンの取っ手のようなもの)が付いていて、ストラップを縮めて手でハンドルを持てば、ハンドバッグに早替わりします。
巷でよく見かけるウエストポーチやボディバッグは、肩口に掛けるストラップやベルトは付いていても、トップハンドルが付いているタイプは少ないのです。
例えば、空中でバッグの中から荷物を取り出そうとしたとき、トップハンドルの付いていないボディバッグは左手で端を持って、利き手の右手で中から物を引き出そうとするでしょう。
肩に掛けて取り出さない限り、最低でも右端か左端を掴んで支えないと、反対の手で中から荷物を取ることはできません。
そのせいで、右にバッグが傾いて宙吊りの状態で荷物を取ることになり、非常にわずらわしい思いをすることでしょう。
不注意で中のものを地面に落としてしまうこともあるかもしれませんね。
それが、トップハンドルによって、中央で支えられるので、取り出しにくさを解消してくれます。
「バムバッグ」はボディバッグとハンドバッグの使い方の両方に対応している優れたアイテムです。
ファスナー式の開け口
ボディバッグは体の動きに合わせて揺れることが多く、荷物が斜めの状態になる珍しいバッグです。
ふたが勝手に開く、中の物が落下するなどの心配をする方もいると思いますが、「バムバッグ」はファスナーで開閉するタイプであるため、きちんとふたを閉めておけば物が落ちることはありません。
同時に、中の物が盗まれたりする心配もないでしょう。
基本は体の全面にバッグの部分が来るので、バッグにトラブルや異常が起こればすぐに分かるのも安心です。
また、ファスナーを開け閉めする引き手は、ゴールドカラーで少し大きめのものが使われており、ファスナーを引く時もつまみやすく、小さい力で横に引いてバッグのふたを開けられます。
調節可能なストラップ
ボディバッグでは体の大きさやバッグの位置を変更するのにストラップの長さを調節するものです。
「バムバッグ」も同じ要領で、ストラップの留め金による伸縮が可能です。
長さの範囲は、縮めたときはバッグの上側からストラップの中央までを最小78cmに、伸ばしたときは最大114cmまで伸張します。
短めにセットし、ストラップをたたんでおけば、トップハンドルで通常のハンドバッグのように持てるのです。
使い方やおすすめシーン
ウエストポーチ型の「バムバッグ」は、荷物の収納力は低いですが、その分、入れる物を最小限にして、移動の負担を減らせます。
そして、ちょっとしたお出かけや運動のシーンなどに手をふさがずに持ち運びできるというメリットがあります。
遊びに誘われて出かけるときやちょっと外にウォーキングしようと思ったときなどは使用のベストタイミングです。
荷物がたくさん入るバッグは必要ないが、持ち運びたい荷物が少しあるときなどに重宝します。
バッグとして手軽な印象を相手に与えるので、黒系統の軽装やスポーツウェアなどにも違和感がないでしょう。
おしゃれな服装ではないけれど、軽くて動きやすい格好をしたい散策やピクニックなどのイベントにもって行くのも良いですね。
日常シーンに使いやすいボディバッグ
ルイヴィトンのウエストポーチ型のボディバッグ「バムバッグ」の特徴や使用シーンについてご紹介しました。
入れられる荷物は少ない代わりに、体のラインに対するフィット感とバッグ(手荷物)で両手をふさがずに使えるアンプラント・レザーが魅力の「バムバッグ」。
ちょっとしたお出かけや運動などのシチュエーションに持っていくのはいかがでしょうか。