カラフルな見た目が愛らしい「モノグラムマルチカラー スピーディ30 ブロン」(M92643)
ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)のブランドを長く支えてきた代表的なラインの一つがモノグラムです。
配色が落ち着いているオーソドックスなモノグラムの柄に対して、2003年にモノグラムラインとして新たに登場したシリーズが「モノグラムマルチカラー」でしょう。
村上隆が手がけたラインで日本人によく馴染み、多くの女性の支持を集めた話題のデザインです。「モノグラムマルチカラー」の先駆けとして登場した「アイ・ラブ・モノグラム」を始め、その後も彼は人気のヒットデザインを次々と生み出していきます。
今回ご紹介する「スピーディ30 ブロン」(M92643)は、そんなモノグラムマルチカラーが施されたボストン型のハンドバッグです。
すでに廃盤商品として公式ショップでは取り扱いが終了している商品ですが、その可愛らしい見た目から現在でも多くの女性から支持されています。
この記事ではモノグラムの定番として多くの愛用者を生んだマルチカラーの斬新さと魅力をご紹介します。
目次
小さめサイズのボストンバッグ「モノグラムマルチカラー スピーディ30 ブロン」(M92643)
定番のモノグラムラインで人気のシリーズ「スピーディ」から別ラインとして誕生した「モノグラムマルチカラー スピーディ30 ブロン」(M92643)は、ハンドバックとして使えるコンパクトさとボストンバッグ型ならではの収納力を備えているのが特徴です。
ボストンバッグとしては小さめの形状ながらもハンドバッグとして内部の広い空間を固定し、通常のバッグに収納するのが難しいような着替え(洋服や下着等)やブランケットを入れても余裕があります。
旅行用の手荷物用バッグとして入りきらない荷物や手元に置いておきたい化粧道具やポーチなどを整理整頓して収納したり、気軽に取り出すことがいつでも可能です。
ルイヴィトンの模様が定着したモノグラム・キャンバスの中でも「L」・「V」の組み合わせや家紋のマークが茶色や白・単色でカラーリングされたバッグがよく見られます。
モノグラムマルチカラーでは33にも及ぶカラーを組み合わせて1点のバッグに施しており、モノグラムで不足していたロゴマークの強調がバッグ表面やファッション衣類・小物にも負けない存在感を引き出してくれます。
日本ではインパクトのあるファッションに使うのはもちろんですが、国内では派手すぎる場合にも海外で使うには個性を感じさせるバッグとして使用できるでしょう。
2種類あるカラーバリエーション
33色のモノグラムマルチカラーを施したスピーディ30のバッグには、ロゴマークのカラーとは別に、バッグの下地(商品本体の素材)の配色を選択できます。
1つは今回取り上げている「スピーディ30 ブロン」(M92643)で白地にカラフルなマークが目立つブロンのカラー。もう1つは、黒をイメージした素材のカラーにモノグラムマルチカラーを入れた別バージョンのノワールです。
※スピーディ30のサイズは幅30×高さ21×奥行き18(cm)の1種類のみで、同モデルでサイズ別のスピーディ25、35、40として全4パターンがあります。
生産終了後も人気は継続!
モノグラムマルチカラーのバッグや財布は廃盤商品で公式の取り扱いはしていません。
しかし、女性の間でモノグラムマルチカラーのデザインが年齢を問わず別の流行ラインに負けないくらい新たに愛用する人が増えています。
ではなぜモノグラムマルチカラーはこれほどまでに人気のシリーズとして流行を席巻したのでしょうか。モノグラムマルチカラーである「スピーディ30 ブロン」(M92643)の4つの特徴や同ライン別商品(財布)などの種類とあわせて紹介しますね。
「モノグラムマルチカラー スピーディ30 ブロン」(M92643)の4つの特徴や種類
ボストン形フォルム
ハンドバッグとしては珍しいボストン形フォルムをしているモノグラムマルチカラー「スピーディ30 ブロン」(M92643)。
横長の長方形をしたハンドバッグとは違い、チャックを開けて左右のハンドルを外に広げるだけでバッグ内がよく見えるのは利便性が高いことでしょう。
バッグのサイズそのものは小さめに加工されているため、旅行用ボストンバッグほどの大きさも感じない。このバッグの起源は、スピーディ30などを始めとするスピーディシリーズは、フランスで誕生したボストンバッグの小型サイズを目指した「エクスプレス」がモデルの基本となっています。
そのため、ハンドバッグとしての手軽さにボストンバッグの収納性能が合わさったバッグとなったといえるでしょう。
小旅行やお出かけの時などに利用するときに、大荷物だけでなく、外ポケットや内ポケットにも付いているため、小物やポーチを取り出しやすい場所に収納しておくことも可能です。
十分な広さのマチ
モノグラムマルチカラーの「スピーディ30 ブロン」(M92643)は、角底タイプでありながらボストンバッグの幅や奥行きをある程度のサイズ感を有しているので、日用品や仕事で使う書類の収納、お弁当箱や水筒などピクニックの荷運びまで幅広い用途に対応しています。
マチの広さと空間容量のおかげで、ちょっとした買い物で荷物を入れたり、ショルダーバッグに入りきらない荷物を持ち運べるのでとても便利です。
加えて、角底にはゴールドカラーのコーナープレートが4ヶ所に施されているため、椅子や机の上に置いたときに形が崩れてヘタらない。これで荷物の出し入れがすごく楽になるでしょう。
ファスナー式
旅行などにハンドバッグを持ち歩くと、中身がこぼれたり盗まれたりしないか不安でしょう。「モノグラムマルチカラー スピーディ30 ブロン」(M92643)は、ボストン型でファスナー式のため、バッグの入り口を閉めてしっかりと中身をガードすることができます。
また、ふたの部分を手で支えないとヘタってしまうバッグとは違い、上部の形状も開いた状態を維持したまま中を確認できます。
S字型ロックの外ポケット
ファスナー式の本体とは別にポケットが外の側面に一箇所あります。これはS字型ロックによるワンタッチ開閉ができるようになっています。
また、付属金具の統一的なゴールドカラーにルイヴィトンのブランドロゴが入っていて、目に触れるたび愛着がわくでしょう。
使い方やおすすめシーン
ボストン型の「モノグラムマルチカラースピーディ30」は、普通サイズのバッグと比べて収納性に優れており、個人的な用途から仕事まで使えるなどさまざまなシーンに対応してくれます。
大きな荷物の持ち運びが必要になるシーンの多い方は、ハンドバッグやショルダーバッグの代わりに普段使いにするのも良いでしょう。
サイズ感と重量感があることに加え、白の下地にカラフルな大きめのバッグが特徴であるため、派手な服装や国外旅行のシーンでは違和感なくファッションに似合うことでしょう。
落ち着いた服装にワンポイント、きらびやかなアイテムを手荷物に持っておきたいというシーンにも最適です。
荷物の運搬が主目的の場合、基本色となるモノグラムはどんなファッションにもフィットしますが、バッグとして地味な印象を変えてみたい方には今回の「モノグラムマルチカラー スピーディ30 ブロン」(M92643)のバッグがおすすめです。
また、白をベースにしたバッグ(ボストン型ではない普通のサイズ感のバッグを持ちたい方)は、ルイヴィトンの同ラインから「アルマ ブロン」(M40443)や「ジュディPM ブロン」(M40257)などにしてみましょう。
落ち着いた黒系の下地にしたい方は、「シャーリーンMM ノワール」(M93213)などもファッションに応じてチョイスできますね。
バッグ以外にも財布やコインケース、手帳、ハイヒールなどの小物としてモノグラムマルチカラーを楽しめるでしょう。
特に財布として人気の「マルチカラー ポルトフォイユ・アンソリット」や「マルチカラー ポルトフォイユ・サラ」、「マルチカラー ポルトフォイユ・ウジェニ」などのシリーズがあります。
そして、財布ではいずれも3種類以上の素材カラーバリエーションから選べます。
逆に、服装をモノグラムマルチカラーにして派手に決めたい方は、ちょっと派手だけれど、現在も公式販売中の「マルチカラーモノグラムハワイアンフィットシャツ」(1A7XAP)や「マルチカラーモノグラムウィンドブレーカー」(1A7XJQ)、「マルチカラーモノグラムショーツ」(1A7X47)などで全身を固めてみてはいかがでしょうか。
ワンポイントが目立つことを極力避けたいシーンでは逆転の発想で全身カラフルにしてみるのも一つの方法です。
収納力を生かしたマルチカラーボストン型バッグ
ルイヴィトンのボストン型のハンドバッグ「モノグラムマルチカラー スピーディ30 ブロン」(M92643)について、モノグラムラインのバリエーションやバッグの特徴や使い方について紹介しました。
単調なモノグラムにカラバリエーションを追加したデザイン性とスピーディのバッグの容量の大きさに優れます。
バッグだけでなく、財布や服などマルチカラーの魅力はルイヴィトンのモノグラム・ラインにおける代表的なデザインです。
旅行や買い物等での使いやすさやカラフルなアイテムとしてワンポイントを意識したシーンに使ってみるのはいかがでしょうか。