多機能なルイヴィトンのビジネスバッグ「ロブスト」
ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)のブランドを代表するライン「モノグラム」やメンズに定評のあるライン「タイガ」・「エピ」など複数のバリエーションがあります。
今回取り上げるのは、各種ラインを代表して作られたブリーフィング・ビジネスバッグで有名なモデル「ロブスト」です。
各種デザインが異なるため、メンズとレディースの両方が登場し、特にメンズ向けでデザインを強調しすぎない部分が多くの方に人気でしょう。
特にタイガの「ロブスト1」(M31052)は、男性向けのビジネスバッグ用途で使うことが定着したメンズ商品です。使い勝手の良さなどから男性だけでなくモノグラムラインでは一部のビジネスウーマンからも支持されています。
本記事では各ラインから派生した「ロブスト」の特徴や魅力をご紹介します。
目次
収納力抜群のビジネスバッグ「ロブスト1」(M31052)
ビジネスバッグには、このブリーフケースとアタッシュケース(固定)式があります。
ビジネスシーンで使える幅が広い「ロブスト」は、ブリーフケース式のバッグです。仕事で常備するアイテムをたくさん入れられる機能性や収納力に優れています。
大きめの横長トートバッグくらいの大きさがあるため、書類やノートパソコンなどを詰め込むことができます。
営業や事務書類など仕事に必須のアイテムを常に携帯できる外回りにも威力を発揮するボリューム感ですね。
「ロブスト1」(M31052)のタイガラインは、落ち着いた見た目でシックな感じが男性に人気です。
裏地は表の黒で統一されており、カラーリングに無駄のない実用性を重視したところが年代や季節を選びません。中でも外観として艶のある牛革の質感が特徴的です。見る角度によって光を反射するため色も若干違って見えます。
女性も使いやすいモノグラム「ロブスト1」(M53027)
また、少し優雅でおしゃれ感のあるモノグラムの「ロブスト1」(M53027)もあるため、女性で仕事用に持ちたい場合に選べます。
デザインはビジネスバッグとして最低限通用するモノグラムキャンパスであり、茶と黒を基調としたカラーでカジュアルな見た目がフェミニンな印象を与えます。
柄を意識しすぎることなく使えるブランドだが、さりげない工夫がされていることが分かります。
スマートな形状とカジュアルさを重視しているため、ビジネスとファッションが両立しているところも嬉しいポイントでしょう。
また、上記旧型に対し新型の「ネオ・ロブスト」(N41147)の2way型ビジネスバッグや「ネオ・ロブスト3」(M32621)の大きめサイズなど、利便性や収納力をさらに高めたバッグも存在します。
※タイガ「ロブスト1」(M31052)のサイズは高さ39×幅30×奥行き5(cm)、モノグラム「ロブスト1」(M53027)のサイズは高さ40×幅31×奥行き5(cm)です。
生産終了だがビジネスシーンでいまだに人気
すでに「ロブスト」は生産・公式ショップの販売が終了して廃盤となったモデルです。
ルイビトン製品で人気の高いファッション性の高いバッグが多く見られる中で、造りや素材が上品でビジネス志向のバッグとして中古市場でも注目されています。年数が経っても人気は途絶えておらず、現在でも多くの方が求めるバッグです。
ではどのような理由から「ロブスト」の人気が維持されているのでしょうか。4つの特徴を詳しく解説しますね。
「ロブスト」の4つの特徴
横長の長方形フォルムと十分なマチ
ビジネスバッグは荷物の容量がたくさん入ればよいのではなく、使い勝手やコンパクトさも要求されます。
見た目は多くの方がイメージされる通学・通勤バッグのオーソドッグなものでありながら、マチ部分の奥行きの伸縮にもこだわっています。厚みのあるアイテムをスムーズに出し入れ可能なのは嬉しいポイントですね。
ある程度、縦のサイズ感があるアイテムにも対応しているため、横に寝かせてしまう必要のある物に限らず、バッグサイズの範囲でさまざまなアイテム収納に対応します。
仕切りとサイズ別ポケット
バッグには、中に何を入れられるのか、どのくらいのサイズまで入るのかも大事ですが、何種類のアイテムが別々に収納できるかも見るべき大切なポイントです。
機能性の低いバッグでは、どうしても一つのスペースに複数のアイテムを収納するため、書類に傷がつく、破損する、汚れる、整理整頓できないなどの難点が挙げられます。
一方、「ロブスト」は仕切りやポケットの種類などが豊富で多機能な面がある特長で知られます。バッグを開けると内部に複数あるサイズの異なる内ポケットは、スマートフォンやペン、名刺ケースなどが収納しやすく、多機能バッグとしても充実しています。
前部・後部、それぞれの左右、中央に分かれているスペースを利用して、荷物・アイテムの仕分けも簡単でしょう。
S字型ロック式&ファスナー式
収納力に優れた「ロブスト」は、ビジネスバッグとしては珍しいS字型ロック(前カバーを留める方式)を採用しています。
これは学生鞄などに見られるプッシュ開閉方式で、ルイヴィトンではカジュアルなバッグや財布などにも使われます。
しかも用意された錠でロックすることが可能なため、第三者が勝手に開けることもできない仕様となっており安全です。
同時に、「ロブスト」の場合、中央のオープンポケットに加えて、ファスナー式の二重構造を取っています。カバーだけに頼らず、内部のスペースにはファスナーで収納する方式も使用している訳です。
重要な書類や盗難・紛失対策が必要な貴重品などはファスナーのある前面のスペースにしまうこともできます。
S字型ロックの表面には、ルイヴィトンの「L」「V」マークが刻まれています。さらに、「Louis Vuitton Paris Made In France」がカバーの付け根部分にロゴとして小さく刻まれているため、外も内もルイヴィトンブランドであることを思い出させます。
開閉するたびにそれが繰り返し目に入れば、より親しみがわくことでしょう。
片手持ちハンドル
近年はビジネスバッグにも肩掛けベルトなどが付属した商品が登場していますが、「ロブスト」は昔ながらのビジネスマンが手にしていた片手持ちハンドルのビジネスバッグにこだわった造詣が特徴です。
シンプルな革質のハンドルに、金具で方向性が自在なため、手にかかる負担も少ない優れものです。
使い方やおすすめシーン
ビジネスバッグの「ロブスト」は、書類やファイル、ビジネスアイテムの収納力があって便利なため、特にビジネスシーンで活躍します。
日常シーンの普段使いとしては少しシンプルすぎる柄や利用時に収納できるアイテムが限られることから仕事の場面に限定して使用するのがおすすめです。
スーツに普段のバッグではファッションとしてあっていないというときに重宝します。
収納力に対してスタイリッシュな見た目とコンパクトな外観がビジネスマンやビジネスウーマンに通ずるところがあるため、テキパキとした印象のある服装によく馴染みます。
バッグはカラーとして黒が中心ですが、スーツの色に関係なくフォーマルな服装に適応できる応用範囲の広いビジネスバッグともいえるでしょう。
仕事で使える多機能なビジネスバッグ
ルイヴィトンのビジネスバッグ「ロブスト」の特徴や使い方について紹介しました。
使うアイテムを仕切りを活用して細かく分けられる機能性やボリュームのある書類やアイテムの収納力が自慢の「ロブスト」。ビジネスにブランドバッグを持ち込めるという特別な感じ、「ロブスト」の意味からイメージされるバッグとしての丈夫さなども魅力的です。
仕事で書類やアイテムを持ち歩いた時に中で乱雑になってしまう対策に、仕事の取引やビジネス向けの手持ちカバンとして使うのはいかがでしょうか。