何が違うの?ルイヴィトン「キーポル」と「スピーディ」を比較
目次
キーポルとスピーディの違い?
旅行用ボストンバッグとして長年愛されてきた「キーポル」と、キーポルを元にタウンユースバッグとして造られた人気の「スピーディ」。
ルイヴィトンのアイコンバッグの2つは、並べのてみるとほとんど同じ形をしていますが、「キーポルとスピーディは何が違うの?」「どちらを使えばいい?」という疑問を解決します!
ルイヴィトンの伝統的ボストンバッグ「キーポル」
ボストンバッグの定番である、ルイヴィトンのキーポル。
旅行用バッグに分類され、スーツケースに折りたたんで収納できるバッグとして考案されました。
折りたためるよう、やわらかな素材で造られているのが特徴で、クローゼットでの収納も簡単。
もともとは1920年台に「Tientout」(ティアント、フランス語で「全て収納する」)という名称で発売され、のちに「Keepall」(英語のKeep all)に改名されました。
ダブルファスナーで、たくさん荷物が入っていてもスムーズに出し入れでき、丸みを帯びたハンドルには、固定用のポワニエも付いているなど、旅行における長時間の移動にも耐え、また疲れにくいように設計されていることなどが、生産終了をする商品もある中、販売され続けている根強い人気の秘訣でしょう。
「キーポル」のサイズと用途
キーポル45(M41428)【45×27×20】(機内持ち込み可能)
最も小さいサイズのキーポル。
1〜2泊の旅行にぴったりのサイズです。
丈夫な素材を活かし、ジムへ行く際のスポーツバッグとしても活躍できそう。
キーポル50(M41426)【50×29×22】(機内持ち込み可能)
2〜3泊の旅行に適しており、短期出張などにも活用しやすいサイズ感です。
一緒にお子様のお洋服を入れたい方にもおすすめです。
おしゃれなレストランなどへ行かれる時に、マザーバッグとして活用されるのも良いですよ。
キーポル55(M41424)【55×31×24】
2〜4泊の旅行に適した大きさとなります。
冬のかさばりがちなお洋服やマフラーも、こちらのサイズなら余裕を持って入れることができますね。
ノートパソコンなどを持参したい方や、旅先でお土産を買って帰りたい方にもおすすめです。
キーポル60(M41422)【60×33×26】
こちらのキーポル60は、最も大きなサイズのキーポルです。
ゴルフ旅行など荷物が多くなりがちなアクティビティに最適。
シューズや、着替えを多く必要とするスポーツにも便利です。
旅先で出会ったお土産も、こちらのサイズならたくさん入れることができて安心ですね。
街へのお出かけに「スピーディ」
ルイヴィトンのスピーディは、キーポルを元にデザインされたハンドバッグです。
キーポルが旅行用バッグとして造られたのに比べ、スピーディはタウンユース用として作られました。
スピーディは、当時一般的になりつつあった自動車での移動に対応できるよう”車の助手席に置けるバッグ”として造られました。
バッグの名前は世の中の移動手段がより速くなったことに由来しています。
1930年当初は「express」(フランス語で「すばやい」)という名称で発売されていましたが、のちに「Speedy」に改名されました。
旅行用アイテムで有名だったルイヴィトンが、タウンユースとして根付いたきっかけに、このスピーディの存在があります。
映画の中でもしばしば見かけるスピーディは、キーポル同様ルイヴィトンのアイコン的存在です。
「スピーディ」のサイズと用途
※サイズ【横㎝×縦㎝×奥行㎝】
※型番全てモノグラムとなります。
スピーディ25(M41109)【25×19×15】
こちらのスピーディ25は、最も小さいサイズです。
お財布やポーチなど必需品を収納できるサイズになっています。
スピーディ25は、スピーディを愛用していたオードリーヘップバーンの「小さいサイズを作って欲しい」というオーダーに応える形で生まれたサイズです。
スピーディ30(M41108)【30×21×17】
こちらは、2番目に大きいサイズです。
ペットボトルや大きめのコスメなどを持ち歩きたい方におすすめのサイズ感です。
B5サイズの手帳も入るので、通勤バッグとしても活躍します。
スピーディ35(M41107)【35×23×18】
こちらは、3番目に大きいサイズとなっております。
雑誌、ヘアアイロンなどの大きめの荷物を持ち歩く方や、荷物が多くなりがちな方に使いやすいサイズになっています。
スピーディ40(M41106)【40×25×19】
こちらは、最も大きなサイズのスピーディです。
やや小さなキーポルとも言えるサイズで、仕事用のノートパソコンや書類、お弁当、衣類などの収納にも対応できます。
ヨガへ行く時のお着替えや、ジム用のシューズやタオルも収納することができます。
簡単な1泊旅行にも使えるサイズです。
キーポルバンドリエールと、スピーディバンドリエールのご紹介
キーポル、スピーディ共に、取り外し可能なレザーストラップが付属した、バンドリエールの展開があります。
ヌメ革で造られたレザーストラップは、長さ調節が可能となっています。
その日のスタイルに合わせてチェンジすることができるので、バッグの活用の幅がグッと広がる機能的なアイテムです。
スピーディバンドリエール
スピーディバンドリエールは、ハンドバッグ・ショルダーバッグ・クロスボディバッグと、それぞれ違った一面を見せます。
素敵なレストランでのお食事やデートの際には、ショルダーバッグでシンプルに。
デニムコーデやカジュアルな装いには、クロスボディバッグで。
一気に華やかな雰囲気になり、ワンランク上のコーディネートに仕上げられます。
もちろんストラップは取り外し可能なので、ハンドバッグとしてもお使いいただけます。
キーポルバンドリエール
キーポルバンドリエールを持って旅行をする際は、ストラップを付けて肩からかけることで両手が空き、移動が楽になります。
旅行中の歩いての移動の際や、駅やホームを移動することが多い新幹線を使った旅行にぴったりですね。
また、キーポルバンドリエールは、スポーツバッグとして使う方も多く見られます。
ジムやヨガに行くときなど、スポーツユースに活用していただくのもおすすめです。
その他ラインなどのご紹介
ナノスピーディ(M61252)
スピーディシリーズの“ミニチュア版“と言われるナノスピーディ。
2色に塗り分けられたショルダーストラップが印象的なアイテムです。
スマートフォン、カード、鍵をしっかり収納できるので、ちょっとしたお出かけに最適です。
非常に軽量ですので、愛犬とのお散歩バッグとしてお使いいただくのも便利ですよ。
こちらのアイテムは、現在流行中の「ミニバッグ」としても注目されています。
ファッション性の高さが人気のナノスピーディです。
スピーディ・ドクター25(M53133など)
スピーディをモダンに進化させたデザインが印象的なスピーディ・ドクター25は、現代の女性に合わせたスマートさと、エレガントな雰囲気を持ったバッグ。
お医者様が往診時に使用していた「ドクターズバッグ」と呼ばれるアイテムにインスパイアされて造られたのが、スピーディ・ドクター25です。
バッグの口に口金が取り付けられているのが大きな特徴で、知的で上品な印象を与えてくれます。
ベルベットのような、独特の手触りを持つカーフレザー“キュイール・オルフェーブル”で造られています。
モンモノグラムとは?
Mon monogramme(モンモノグラム)は、フランス語で「私のモノグラム」という意味を持つ、ルイヴィトンのサービスの一つです。
ルイヴィトンの一部アイテムに、ストライプやイニシャルをペイントすることができます。
仕上がりまでは通常8週間ほどを要します。
キーポルとスピーディ、用途に合わせて選んでみて
今回はルイヴィトンの「キーポル」「スピーディ」の特徴についてご紹介させていただきました。
それぞれの大きな違いなど、お分かりいただけたでしょうか。
それぞれ様々なサイズとラインが用意されているので、用途やお好みに合わせて選べるのが大きな魅力です。
キーポルに雑誌やタブレットPCを入れて、スピーディバンドリエールをクロスバッグに旅行…
なんて、ちょっと贅沢でスタイリッシュな旅が楽しめそうですね!
キーポル、スピーディ共に、ルイヴィトン創業当時のトランク作りから続く「旅」をテーマにしています。
伝統を大切にしつつ、時代に合わせて変化し続けてきたルイヴィトンのアイテム。
ライフスタイルに合わせて楽しんでみてくださいね。
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