「バスティーユ」だけじゃない?モノグラム・アンプラントの新作バッグ「ポンテュ PM」(M43721)
ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)の定番ラインといえばモノグラムでしょう。とくに2010年に登場したモノグラム・アンプラントは、しなやかで美しい気品の良さを感じさせる女性らしいデザインです。カーフレザーを立体的に型押しするきれいな凸凹ラインはかなり印象的。
モノグラム・アンプラントといえば「バスティーユMM・PM」や「シタディンPM」などのバッグが代表的ですが、今回ご紹介するのは、2018年に登場した新作のトート型ショルダーバッグ「ポンテュ PM」(M43721)です。日本の公式ショップでも取り扱いのある人気の型番として、ちょっとした書類や小物アイテム収納ができることから女性の普段使いとしてここ数年注目を集めています。
この記事ではモノグラム・アンプラントの最新トレンドともいえるポンテュの魅力をご紹介します。
目次
モノグラム・アンプラントで普段使いにベストの「ポンテュ PM」(M43721)
ルイヴィトンの商品は、名前の由来がフランスの地名から付けられることが多いことがよく知られており、フランス北部のピカルディ州ポンシューという歴史的な地名から名付けられた「ポンテュ」は、エレガンスな見た目をしつつ、適度に物を入れられるスタイリッシュなトート型ショルダーバッグです。
メイク道具やコスメ用の大きめポーチを問題なく収納することができるため、外出の多い女性やちょうどよいバッグを探している方に嬉しい使いやすさです。
質感に優れたモノグラムアンプラントは、上品さがあるため、若いときだけでなく、一度使い始めれば一生持ち続けることができるでしょう。
バッグ内側の布地は、赤をオレンジのような明るいカラーに寄せた鮮やかな色合いをしており、外側の光沢とは対照的にバッグを質の高いアイテムに昇華します。
※幅35.0 x 高さ25.0 x 奥行き13.5(cm)のみになります。
モノグラム・アンプラントとは?
モノグラムの1種として代表される「モノグラム・アンプラント」ですが、モノグラムにはさまざまなラインが存在します。
まず、モノグラムとは、「L」や「V」に家紋を施したロゴをレザーにあしらった方法のことで、1896年に偽物対策として使用され始めて、その後、ルイヴィトンの定番ラインとして定着し、さまざまなパターンがアーティストたちによって生み出されます。
特に「モノグラム・キャンバス」は有名なラインの1つでしょう。さらに2000年代には多くのモノグラムラインがバリエーションとして登場。
今回のモノグラム・アンプラントと同年に誕生した「モノグラム・アンティア」やその6年後に登場した「モノグラム・エクリプス」など、現行ラインにも多くのモノグラムラインが使われているのです。
ラインは流行にあわせたただのおしゃれではなく、ルイヴィトン製品を象徴するための柄やデザインとしても機能しているのです。
愛用するファンの多くはデザインが優れているからではなく、デザインを愛することによって、ルイヴィトンにしかないモノグラムを使い続けるに至る人がほとんどでしょう。もちろん、思いがけないバッグとの出会いによる一目惚れや気に入ったラインとしてモノグラム・アンプラントを使い始める方たちもいます。
現行ラインで注目の1品
2020年のいまも公式ショップで販売されているモノグラム・アンプラントの「ポンテュ PM」(M43721)は、数々のショルダーバッグが登場する中で多くの女性が求める商品です。
まだ中古としての品揃えも少ないブランドショップが多く、買取に力を入れているところも増えているなど、それくらい注目度が高いのです。
ではなぜ「ポンテュ PM」はこれほど人気があるのでしょうか。4つの特徴とあわせて紹介しますね。
モノグラム・アンプラント「ポンテュ PM」の4つの特徴
台形フォルム
トート型ショルダーバックと聞くと縦長のトートバッグを想像するかもしれませんが、「ポンテュ PM」は横長の台形フォルムをしています。
モノグラム・アンプラントのラインの中でも横に長く、なおかつ台形のフォルムをするモノグラム・アンプラントのバッグは珍しく、中盤にくびれのある「バスティーユPM」(M41169)のようなの側面変形ラインもなし。まさに台形よろしく上辺が短く下辺が長いスタイルのバッグです。
同じ台形でも「シタディンPM」(M40553)は上辺が長く、下辺が短いトートバッグによくある縦長フォルムのため、それと比べてもポンテュ PMは対照的な形状のバッグといえるでしょう。
縦長バッグとの大きな違いは、横に広い空間を確保しているので、寝かせて収納する類のアイテムを簡単にしまうことができることです。出し入れする際もバッグの奥まで手を突っ込む必要がないのは嬉しいポイントですね。
横長で台形フォルムをしているとはいえ、中心は20cm以上縦に内部空間があるので、小型の水筒や飲料ボトル(500mlの高さが20cm程度)などをしまうことも十分に可能です。また、内側にはフラットポケットが付いており、スマホや充電器、財布などの貴重品等を収納することができますね。
ハンドルへのこだわり
台形フォルムのバッグ本体に三角のハンドルをあわせると全体が二等辺三角形になるのが「ポンテュ PM」の特徴です。特に上部を飾る2本のハンドルには、オリジナルの「フープ」が使用されているほか、装飾メゾンを添えた特別なアイテムです。
ストラップを使わずにハンドルをもってハンドバッグとして使えるため、お出かけの時の使い分けや移動のときのちょっとしたバッグの移動など利便性が高まりますね。ハンドルの付け根もおしゃれなので、鞄を置いておくだけでも見ていて飽きないでしょう。
置いたときにボディが擦れない対策として、ゴールドの金具が底に4ヶ所設置されているのも忘れてはいけませんね。急いでいる時に置いてあるバッグを引きずって、すっと持ち出しても底のレザーの部分が磨耗することがありません。
ダブルジップ開閉式ファスナー
「ポンテュ PM」は片方だけのファスナー開閉ではなく、ダブルジップによる両方向からの開閉が可能です。防犯対策はもちろんのこと、どこからでも引き手を使って開けられるため、財布やハンカチを取り出すときも楽チンです。
しかも引き手にはバッグ本体のカラーやデザインと同じレザーでシグネチャー入りジッパーの引き手が付属しているから小さな金具をつままずともレザー部分を掴んで引っ張れます。爪を大事にしている女性は特に、爪を傷めることなく指の間の力だけで引けるでしょう。
しっかりとファスナーを閉めておけばバッグの中身をどこかに落としてしまうという心配もなくなるでしょう。特に旅行で持ち歩くバッグとして防犯に使うときにはダブルジップ開閉式ファスナーの機能は安心感があります。
取り外し可能なストラップ
ハンドルだけでもショルダーバッグのように肩に掛けることはできますが、取り外し可能なストラップをつければクロスオーバーの要領で肩に横掛けできる仕組みです。
ファスナー端の下側に取り外し用の金具が取り付けてあって、ストラップのスライド式金具をかませるだけの簡易な仕様。いつでもどこでもストラップの利用ができる優れものです。
使い方やおすすめシーン
トート型の「ポンテュ PM」は、使うシーンに合わせた2パターンのショルダーバッグの使い方ができます。プライベートではスタイリッシュさを生かした日常使いはもちろんのこと、旅行の小物アイテム収納を目的とした使い方や遊びに出かけるときに重宝することでしょう。
ボディラインにあわせたタイトなラインにフィットするなど、デニム・ジーンズやチノパンなど体ラインにぴったりとした服装に馴染みます。これらを組み合わせることでテキパキとした印象を見る人に与えるでしょう。
あえて、ゆるやかなファッションにシックなアイテムとして「ポンテュ PM」を使ってみるのもアクセントとなって良いかもしれません。
モノグラム・アンプラントのバッグに合わせた財布「ポルトフォイユ・ヴィクトリーヌ」(M69141)や「ジッピー・コイン パース」(M60574)、「ポルトフォイユキュリーズ・長財布」(M60287)、小物入れの「デイリーポーチ」(M62938)、iPhone等のスマホケースには「IPHONE・バンパー XS MAX」(M68891)などとあわせることで、お気に入りのブランドで統一感のある持ち物やファッションも可能ですね。
スタイリッシュに使えるサイズのショルダーバッグ
ルイヴィトンのモノグラム・アンプラントについて、流行を押さえたトート型ショルダーバッグ「ポンテュ PM」の特徴や使い方について取り上げました。
ある程度の小物や通常アイテムなら十分に入る収納力にルイヴィトンの中でも質感にこだわったレザーに型押しのモノグラム・アンプラントを魅力的に見せる「ポンテュ PM」。旅行用や外出時の日常使いとして使ってみるのはいかがでしょうか。