荷物の整理整頓に便利なボストン型旅行用バッグ「シリウス」
ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)の有名なラインといえばロゴや家紋が入ったモノグラム・キャンパスでしょう。
すでにルイヴィトン製品のデザインとして浸透しており、ハンドバッグやショルダーバッグ、旅行用バッグまでモノグラムのデザインが主流です。
今回ご紹介する「シリウス」(M41404)はモノグラムラインを施した旅行用バッグです。
公式ショップでの販売も行われている現行商品であり、衣類や生活用品、飲食料まで何でも収納できて、メンズ製品にもかかわらず男女問わず人気があるなど、旅行用のアイテムとして世界的に広く使われています。
本記事では、旅行で活躍するバッグ「シリウス」の特徴や魅力についてご紹介します。
目次
国内・海外で旅行に使えるバッグ「シリウス」(M41404)
ギリシャ語に由来する「シリウス(sirius)」は、ルイヴィトンが手がける気品のある見た目と実用性(優れた収納力)を兼ね備えたボストン型の旅行用バッグです。
整理整頓が手早くできて、下着や厚みのあるパーカーなど総合的な衣類を丁寧に収納できるため、旅行の荷物が多くなりがちで、バッグの重量感が気になる方に気兼ねなくお使いいただけます。
そして、実用性の面から大きめサイズも用意されているため、数日の国内宿泊旅行だけでなく、長期の海外旅行にまで対応できます。
多くの愛用者を生み出しているモノグラムラインは、場所や地域を問わずに使えるという点でも旅行用バッグとして使いやすい利点があります。広々としたケースの内部に好きな物を詰め込んで旅に出かけられる訳ですね。
2種類のサイズがある
旅行用バッグ「シリウス」には、スタンダードで中型サイズの「シリウス 55」(M41404)と大きめサイズの「シリウス 70」(M41400)の2種類があります。
比較すると、「シリウス 70」の方が1まわり大きいサイズ感があるのがポイントです。シリウスシリーズの中でも最大の大きさを誇るため、荷物が多くてこれまでの旅行用バッグに入らないときは、「シリウス 70」を使うのがおすすめ。
国内旅行や荷物の少ない移動の際には、逆に「シリウス55」の標準サイズで十分に対応できるでしょう。
※「シリウス55」(M41404)は、幅55.0x高さ42.0xマチ18.0(cm)。「シリウス 70」(M41400)は、幅70.0x高さ49.0xマチ21.0(cm)です。
別ラインでダミエ・グラフィットの「シリウス55」(N40056)
ラインで定番のモノグラムと同様に、人気が高いのがダミエラインです。「シリウス55」にはモノグラムキャンパスをデザインとした「シリウス55」(M41404)に対し、ダミエ・グラフィットのラインで造られた「シリウス55」(N40056)がもう1つのパターンとして存在します。
このダミエ・グラフィット(Damier Graphite)とは、鉱物をイメージした黒色と灰色のカラバリエーションでシックな感じにデザインしたラインが特徴です。
モノグラムは男女に人気があり、女性に使いやすいイメージがあるのに対し、ダミエ・グラフィットは少しメンズ向きのデザインなので、「シリウス 55」(N40056)の対象は男性の旅行やビジネスシーンの女性向けとなっています。
「シリウス 55」(N40056)はダミエ・グラフィットに加えて、「LV アルプス・コレクション」として刺繍やタフタージュを表面に施してあるのも特徴的です。
単純なダミエラインの柄にするのではなく、ルイヴィトンに関連した「L・V」や「LOUIS VUITTON」の文字をあしらった11つのパッチがカラフルな柄でインパクトを引き出します。
現行デザインと旧型の廃盤
ルイヴィトンは旅行用バッグで発展してきたという歴史があるため、「シリウス」55や70のシリーズは2020年現在における旅行用バッグの集大成ともいえます。
旧型には「シリウス 45」(M41408)や「シリウス 50」(M41406)などがあり、シリウスシリーズと同じ形状でサイズが小さめのボストン型旅行用バックとして知られています。
そのため、新旧をあわせると全部でシリウスシリーズは4種類、そのうち、モノグラムの現行ラインが2種類の同型別サイズとして55と70がいまも販売されているのです。
では旅行用バッグとしての「シリウス」の人気の高さはどこから来ているのでしょうか。4つの特徴とあわせてチェックしますね。
「シリウス」の4つの特徴
スーツケースの四角いフォルム
旅行用バッグといえばキャリーケースをイメージする方も少なくありませんが、「シリウス」はボストンバッグとキャリーケースの中間として、スーツケースの四角いフォルムをしています。
重量がありすぎるキャリーケースに比べて、「シリウス 55」なら飛行機の中に持ち込めて片手でバッグを持ち歩ける仕様なのが魅力です。
軟らかいソフトケース
「シリウス」の基本となるサイズ55は、調理器具やキャンプ用品などの重すぎるものは入れられませんが、旅行に最低限必要な小物やアイテムは十分に収納できます。
中でもボストンバッグの形状の可変性を兼ねている点に注目すべきでしょう。スーツケースほどきっちりサイズが決まっているわけではなく、外側の変化が多少望めるのです。
かといって、ヌメ革素材の外装が貧弱というわけでもないので、繰り返し旅行で使えるだけの耐久力も併せもっています。
また、キャリーケースは空ケースそのものが荷物として負担になりますが、「シリウス」ならそこまでたくさんの荷物を入れるわけではないというシチュエーションでも気軽に旅行用として持ち出せて活躍できるというメリットがあります。
サイズ70であれば形状に縛られない大きめサイズの荷物の収納・運搬も楽チンですね。
ダブルファスナー式
「シリウス」はシリーズいずれの商品も入り口にダブルファスナー式を採用した旅行用バッグです。
海外旅行など防犯性能も必要な場面では、利便性と防犯性の両方をあわせた、両側から開けられるダブルファスナー式が便利で使いやすく、防犯上の効果も発揮します。
パドロック(専用錠)が付いている上に、出し入れのときにしっかりとファスナーをチェックしておけば、中身がこぼれ落ちたり、貴重品が盗まれたりといったことを防止できるでしょう。
内ポケットには、大きめのサイドポケットが用意されていて、収納する物の大きさや厚みにあわせて入れられる設計です。
小物アイテムの中でも別の小物入れとして使えるルイヴィトン製品のポーチや小バッグに詰めれば、旅行用バッグの「シリウス」にまとめられます。
以上に加えて、今度は外側に目を向けると、バッグの取っ手には取り外しが可能なネームタグがついていて、「LOUIS VUITTON」の名前が刻まれています。使うたびにルイヴィトン製品への愛着もまた増していくことでしょう。
荷物を入れやすい前開きのフタ
バッグのファスナーを閉めると、サイズ感を除けば普通のボストンバッグにも見える「シリウス」。ただし、上から荷物を押し込む方法とは違い、スーツケースのスタイルで前面を開けて、整理しながら荷物を入れられる仕様です。
形状や外見だけでなく、開けた時にスムーズな物の出し入れできるため、機能性にも優れています。
普通のバッグであれば上から荷物を入れても問題ないかもしれませんが、旅行の際に、必要な物を取り出すときにバッグに手を突っ込んで物を探すと中がぐちゃぐちゃになってしまうことがあります。それを防ぐことができるでしょう。
旅行前のタイミングでもバッグの中を見ながら荷物をしまえるため、同時に収納や整理整頓をしやすいのですね。
使い方やおすすめシーン
スーツケース形状でボストン型の旅行用バッグ「シリウス」は、旅行者向けのボリュームのある荷物の収納力を保有しているため、仕事目的の出張旅行だけでなく個人旅行まで、あらゆるシーンで使えます。
普段使いのバッグでは「サイズが足りない」、「収納力がもう少し欲しい」という方にも旅行シーンで満足のいく容量と収納性を兼ね備えたバッグでしょう。
十分な収納力を確保しつつ、コンパクト感のある印象で、ビジネス向けのスーツやオフィシャルな服装をしていなくても旅行向けの私的ファッションにマッチします。海外旅行で少し派手めの服装にも違和感がありませんから、シーンごとに別のバッグを使い分けることなく、出張や旅行のどちらにも対応できるでしょう。
特にモノグラムキャンパスが何気ないファッションのシンプルさを引き立ててくれるので、どんな衣装を着ていてもハズレが無い抜群の安心感があります。
ちなみに、荷物をしまう場面で小物を分けたい時に、おすすめなルイヴィトン製品があります。
例えば、小物入れとして活用できるポーチ「トゥルース・トワレ」(25M47527)やベルトでさりげなく「L・V」でワンポイントの強調できる「サンチュール・LVイニシャル 40MM “モノグラム”」(M9608S)を付けてみるのも良いでしょう。
スタイリッシュに決める旅行用バッグ
ルイヴィトンのボストン型旅行用バッグ「シリウス」の特徴や使い方についてご紹介しました。
大きめの荷物やバッグに入りきらない旅行用の物品を無理に詰め込むことなく収納できる大きめのサイズ感やルイヴィトンの代表的なラインを旅行用のバッグで表現した「シリウス」。バッグのサイズ感を選びたい方や使い勝手で選びたいけど必要な荷物が増えてしまうことの多い方の旅行にいかがでしょうか。