肩にかけやすいルイヴィトンの定番ショルダーバッグ「ミュゼット（M51256）」

2020.02.14

LOUIS VUITTON

ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)は日本でも長く愛されてきたブランドの1つでしょう。とくによく知られたラインとして「モノグラム」が挙げられます。

植物や幾何学の模様を加工したモノグラムラインは世界的にも有名。流行り・廃りに左右されない魅力があります。

今回ご紹介する「ミュゼット」（M51256）は、モノグラムラインがデザインされた縦長のショルダーバッグです。公式販売が終了している商品ですが、落ち着いた柄にスタンダードな見た目でA4サイズを収納できることから、いまでもたくさんの女性に人気があり、中古市場は盛況です。

この記事ではモノグラムの定番の中核といえるミュゼットの魅力をご紹介します。

定番のショルダーバッグ「ミュゼット」（M51256）

ミュゼットには全部で3つの種類があります。①ミュゼット、②ミュゼット・サルサ、③ミュゼット・タンゴです。南米のペアダンスの名称から付けられたのがタンゴやサルサです。

2000年以前に製造・販売された古い型で、縦に長いのはミュゼットやミュゼット・サルサです。一方で、横に長いのがミュゼット・タンゴでしょう。

今回取り上げるのは縦長で標準サイズのミュゼット（型番：M51256）です。もう一方の「ミュゼット・サルサ」は、「ミュゼット」の小さい版ですが、型番は同じM51256で間違われやすいでしょう。

シンプルなデザインゆえに、シーズン問わずいつでも使えるので、常用される方も多いのです。

裏地はオレンジに近い茶色をしており、落ち着きのあるモノグラムの色彩に見事に調和しています。公式での販売はすでになくとも、中古としての人気は衰えていません。

ミュゼットの標準サイズは、W31.5×H35×D10cmです。

「ミュゼット」の3つの特長

特長1.縦長の長方形フォルム

持ち運びに多いトートバッグ等の形状に見られるように、「ミュゼット」は縦長で長方形のフォルムをしています。肩にかけるベルトが付いていて、縦がけや斜めがけができのは便利なポイントですね。

縦長のA4サイズが入るので、書類やお弁当箱などがそのまま入ります。内部には、内ポケットが1つ付いて、ハンカチなどの小物を分けて収納できるでしょう。

特長2.フラップ開閉式

ショルダーバッグは買い物の際やお会計や定期券・チケットの出し入れなど、カバンを開けてしまうまでのフタの開け閉めが面倒なことが多いでしょう。ミュゼットでは、上下動で開く方式のふた（フラップ）がついていて、簡単に中のものを出し入れできる設計です。

チャック開閉式と比べると防犯性は劣りますが、利便性がそれを上回る使い安さを秘めています。貴重品よりも大きめのサイズの荷物を持ち運べて便利でしょう。

特長3.ストラップの長さ調節

ミュゼットのストラップは、長さの調節ができる「ロングショルダーストラップ」と「ショートショルダーストラップ」があり、斜めがけができるくらい長いストラップが付属していて、遠出にも使えて荷物の持ち運びも楽チンです。

使い方やおすすめシーン

縦長トートとして荷物の収納力に優れた「ミュゼット」は、プライベートの遠出やちょっとしたお出かけだけに限らず、ビジネスシーンなどでも使うことができます。「いつものバッグに入らないけど、少し大きな荷物を持っていきたい」、「仕事で必要なノートパソコンや書類を別に持ち運びたい」といったシーンで活用できます。

また、派手な印象のブランドバックと比べても「ミュゼット」の落ち着いたデザインは、普段使いとして持ち運ぶのに違和感がなく、パソコンや書類、お弁当箱や水筒、タオルや着替えなどの日用品を入れても不自然ではなく、たくさんの小物収納にも対応できるでしょう。

派手で目立つバッグを持ちたくない、ファッションの延長線上ではなく利便性を優先してヴィトンブランドを持ちたいという人に、小さめの「ミュゼット・サルサ」よりも標準の「ミュゼット」が役に立つでしょう。