ルイヴィトン(Louis Vuitton)のポルトフォイユマルコを比較

ルイヴィトンのポルトフォイユマルコ（ポルトフォイユマルコNM）は現在は男性向けとして知られている2つ折り財布です。

そのスマートなデザインは、パンツのポケットにも入れやすく、出した時にもクールに決まるところが男性からの指示を集めたポイント。

そんなポルトフォイユマルコですが、モデルチェンジを繰り返してきたことはご存知でしょうか。

ポケットの数や素材など、ディテールにこだわり生まれ変わっています。

初代！男性向けではなかった？　ポルトビエカルトクレディモネ

ポルトビエカルトクレディモネ(M61665)【横10.5×高10.5】

札入れ2、小銭入れ1、内ポケット1、カードポケット3

ポルトビエカルトクレディモネはポルトフォイユマルコの前のモデル。

現在は廃盤で一部では「旧マルコ」とも呼ばれています。

ダミエ(N61665)やモノグラムパンダ&キャラクター(M61666)、エピ(M63549等)など多数のラインで展開されていました。

サイズは、現行のポルトフォイユマルコよりも小ぶりで、女性の手にも収まるミニ財布として、当時は男女兼用のアイテムとして認知されていました。

ポルトフォイユマルコの誕生

ポルトフォイユマルコ(N61675等)【横10.5×高10.5】

あと1枚カードを収納したかった！という方には朗報。

ポルトビエカルトクレディモネの機能性はそのままに、カードポケットが3つから4へつと増えました。

時代のニーズに合わせたモノづくりを続けるルイヴィトンですから、クレジットカードやICカードなど、紙幣やコイン以外の収納の重要性をいち早く取り入れ、カードポケットの数を増やしたのかもしれません。

新型マルコ　ポルトフォイユマルコNM

ポルトフォイユマルコNM(N63336)【横11×縦9】

現行モデルのポルトフォイユマルコは「新型マルコ」などとも呼ばれています。

機能性はポルトフォイユマルコを維持していますが、サイズが変更に。

従来のマルコ、クレディの特徴であった正方形から長方形へと変更になったことで、よりスマートな印象になったのではないでしょうか。

ポルトフォイユマルコNMのライン展開は？

エピ(M62289)

陰影のある仕上げが特徴のエピレザー。

フランス語で「穂」という意味を持つエピは、素材の全てに施された線状の型押しが、「揺れる麦の穂」のように見えることが由来となっています。

ダミエ・アンフィニ(N63334)

ダミエのアイコニックなパターンを、エンボスで施したデザインです。

男性的な力強さの中に、エレガントさがプラス。

マルコの長財布？　ポルトフォイユブラザ

ポルトフォイユブラザ【横10×縦 19】

カードポケット16、紙幣用を含むポケットが5、斜めポケットが1、ファスナー式小銭入れ1。

ポルトフォイユマルコを大容量に仕立て直したような長財布。

ポルトフォイユマルコのようなスマートさは欲しいけど、長財布派という男性から圧倒的な指示を集めています。

ラインやカラーバリエーションも豊富で、当時のルイヴィトンのトランクに施された歴史的なペインティングから着想を得たデザインなども登場しています。

進化を続けるポルトフォイユマルコ

時代に合わせたモデルチェンジを繰り返し、今尚愛され続けているポルトフォイユマルコ。

薄くて軽い財布のため、荷物を軽くしたり、財布と鍵だけ持って出歩きたい男性にはピッタリのアイテムではないでしょうか。

現行モデルでは、より男性が好みそうなデザインも発売されています。

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